クリックすると詳細が見られます長篠城
南設楽郡鳳来町長篠市場
築城/廃城年  1508年/1576年
築城者  菅沼元成
1508年今川氏親の将、菅沼元成が築城、その後三代貞景の時に桶狭間の戦いがあり、松平元康(徳川家康)に従属。更に次代正貞の時には侵攻してきた武田軍の前に降伏、以後武田家に属する。しかし信玄死後には徳川家康に攻められ正貞は逃亡し、城は再び徳川側のものとなる。しばらくの間は城代を置いていたが、後に奥平貞昌を城主とする(この奥平家も武田側から徳川側に移った家)。
1575年武田軍1万余名に攻められるが城兵約500名で籠城。この後、設楽原の戦いとなる。1576年貞昌は現在の新城市に新城を築き廃城となる。
三輪川、寒狭川の合流点に位置し、川から深い谷に守られた堅固な城である。