トライアングル中部大会第2戦 (その1) 現地には午前2時頃到着、曇った空と濡れた地面を見て、今回こそ中部本来の天候(もち雨)で開催されるんだろうなと思いつつ就寝。しかし意外にも日が昇ると雲は多いがなかなかの天気。途中にわか雨なんぞも降りつつもこれで2回連続ぼちぼちの天気…。「雨の中部」の伝説もそろそろ返上かもしれない2003年中部第2戦…。 前日までの雨で今回は結構点差が開くだろうと思っていたが、ぼちぼちの天気であったため1、2位の点差以外はあまり点数が開かなかった。 ざっと見ていて、前回に比べてポールの立て方が絶妙だったと思った。特に結構簡単そうに見えた1セクもこの絶妙なポールマジックによって、5組が失格となった。これは当初一番難しそうに見えた2セクよりも多い失格数である。 2セクは若干路面が出走順によって変動があったようだった。午前中はポールタッチも多く、完走しても10分代後半というタイムも少なくなかった。午後以降はある程度走行パターンが確立されていたようだった。 3セクはちゃんと見ていないが、2組のポールタッチ以外はポイント満点のチームが多かった。ただ同じ満点でも一発で踏めたかどうかでタイムに開きが出てしまい、これが結構勝負の明暗を分けたようだった。 今回は前日までの天候から雨設定のコース、撮影しようと思っていたチームが結構バラバラになってしまったことと、当初2セクが非常に時間がかかってしまった事もあって3セクは撮影できなかった。 |
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NLCC−HZの面々。パッと見、某二人組みのロゴに似ていると思ったが、有永選手の太い腕を見て言えずじまいだった。 | |
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チームドクターJの飯田選手と大会開始前から熱い火花を散らす有永選手と必死に止める鈴木選手。後ろでは溺死状態ののびちゃん。 | |
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第1セクション: V字のターン底に3ポイントあり、外から見てるとよく分かったのだが、谷底に3ポイントがあるので無理に前輪で踏まず、普通にターンをすると勝手に後輪でポイントは踏めたようだった。ここを後輪で踏むと非常にその先のターンが楽になり、タイムをだいぶ縮める事ができる。 その先は一見普通のモーグル地帯に見えるが、ポールがうまく配置してあり、お尻にコツンとあててしまうチームが多かったようだった。 |
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「THK#M」宮城選手。 第1セクション開始直前。色々な思考が頭をめぐる瞬間。自分はいつもこの瞬間は頭が真っ白になっている、もしくは瞑想にふけるのどっちかだ。 |
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「THK#M」 順調に進んでいったが2ポイント付近で前田選手痛恨のポールタッチ。ポールが多いわけではないのだが絶妙の位置にセッティングされている。コース作成者にとって「ニヤッ」としてしまう瞬間かもしれない。 |
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前回の優勝チーム「ジェイズガレージ」。 ジープの左前タイヤあたりに3ポイントがある。3ポイントを踏んでこの後左ターン。 長い車はこのターンで結構時間を要してしまっていたようだった。 |
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左前で踏むと若干右後ろが上がる。危ない角度ではないのだが、慣れないとヒヤッとする。 しかしこのあたりは前回優勝者だけあってなんの問題もない。 TP:20点 +点:18点 |
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「NLCC−TKN」の古俣選手。 3ポイント踏み。長い車ではあるがスムーズにターンしていたのが印象的。 |
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「NLCC−TKN」の高須選手。 どうやらこの時のハブが抜けてしまっていたらしく、ターンでかなり苦しんでしまった。 |
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「NLCC−TKN」の中浦選手。 ゴール直前。このセクションでは派手さはなかったがスムーズに走っていた。今年は去年に比べて妙にシビアな表情が多いのは年齢を自覚したからと思われる。 |
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高須選手、フロントが回っておらず、ステアで横に流れてしまう。何度かのトライで脱出。ゴール直前のポールはまるで車が人間に見えてしまうような素晴らしいよけ方だった。 TP:8点 +点:18点 −点:3点 |
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1セクゴール後、色々調べた結果、結局ハブが抜けていたらしいということでなんとか一安心。若干タイム的にもったいなかった。 | |
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第2セクション: スタート直後に緩いヒルクライム、登頂すると広場になっている。ここに2点、3点ポイントがある。3ポイントはコースの一番奥、緩い斜面上の木とテープに挟まれた場所にある。一見この間を通過できるように思えるが、木に吸い寄せられる。数チーム走破後はこの3ポイントはポイント取得後にバックで広場に戻るのがパターンとなった。 2ポイントは広場手前、轍状に掘られた溝から外れた所にある。轍から外れているのは問題なかったが、この轍から抜けるのに一苦労する。たくさんのチームがこの轍から脱出する為の牽引で時間を浪費してしまった。 この広場から下りればゴールとなるが、ステアケース状になったヒルダウンと回り込む緩いヒルダウンがある。1ポイントはこのステアケース状ヒルダウンの途中にある。ステアと言っても、左右でステアになっている場所が違うので大きく傾いた車が多かった。このヒルダウンは左の方がよりえぐれているので右側を伝って下りるのが懸命に見える。しかし実際には2点ポイント近くの轍に垂直にはいってしまい、身動きがとれなくなる。 広場に設置されたポールは簡単そうに見えるが絶妙の位置にあり、ホイルベースの長い車はおけつがスライドしてしまい、ポールタッチしやすくなる。特にデフロックを抜いていないとかなりその確率は高くなる。 |
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「FOXY」野村選手。 第2セクションの第1走者。一番奥の3ポイント(木とテープの間)を越えてターンしようとしたが、車が横に流れ、木に横っ腹をすりつけるしまった…。 この後このポイントは3ポイントを踏んだらバックで広場に戻るというのが定番パターンとなった。 |
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