姫路城 その1

JR姫路駅から姫路城を臨む。この姫路駅が往時の城域南端、外堀があったあたりとなっている。世界遺産だけあって外国人の観光客が多い。

姫路駅から姫路城へは徒歩。

徒歩10分ほどで内堀に到着。現在この内堀以内が姫路城として整備されている。

桜門付近の雁木坂。

三ノ丸南端から天守方面を臨む。大天守の横に見えているのが西小天守。9時過ぎくらいに撮影したので観光客がまだ少ない。
城を退出した昼過ぎにはすごい人手で撮影どころではなかった。


 パノラマ

本丸方面に少々進んで撮影。大天守の横には連立天守の一角を形成する西小天守、乾小天守が、一段低い所には「チ」の櫓、「リ」の一、二渡り櫓などが見える。

売場で入城券を購入し、いざ中核部へ。写真は西の丸南東に建てられている二層二階「カ」の櫓。石落と武者格子窓、鉄砲狭間に矢狭間などが見られる。

城の玄関口となる菱の門。枡形門となっているが外側の門(虎口側)は設けられていない。
入母屋造脇戸付一層櫓門となっている。内部は通路両側が番所となっており武者格子窓が見られる。分かりにくいが石落も備えている。

菱の門を通過すると「姫路城案内図」が現れる。要所を一通りみられる一般コースと時間がない人のための天守直行コースがある。
案内図がこれほど複雑な城はここ以外にはないだろう。

菱の門をくぐるとまず最初の天守撮影スポットとなる。時代劇にもよく使用されるアングルである。

門内の通路から撮影した菱の門番所の番人部屋。格子窓から城へ入る者を監視した。

菱の門西側は石垣と交わっている。写真は内側から撮影した菱の門西側。雁木と呼ばれる石垣に登る階段をチェック。菱の門上層に入るためにはこの雁木坂を登った。


城内を散策していて気付くのは城内の奥に向かって進んでいくと、要所要所で必ずと言っていいほど背後や横から攻撃を行う為の施設を目にすることができる。それらを気にして歩くとより楽しめる。ただし見学時間が異様に長くなってしまうが…。

通過した菱の門から180度転回したら、かつての西の丸南門跡を通って坂を登り西の丸へ。

この石垣を越えたところに戦時の集合場所ともなる武者溜。四方を塀で囲まれた空間で、説明板によると人間なら240人、騎馬なら40騎集合できたとある。
撮影が非常に難しい。

西の丸西南端を守る「ワの櫓」。右側に伸びるのは「レの渡り櫓」で「ワの櫓」唯一の出入口。


 西の丸パノラマ

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