トライアングル関西大会第3戦 その2

「グラキャンM.Cロックライト」東山選手。高いわけでもなく、低いわけでもないコブ。中途半端な高さなので、大型車/小型車共にかえって動きにくかったようだ。

1セクの中で一番難度が高かった2ポイント。テープ沿いに外側から回りこむパターンと写真のようにバックで取りにいくパターンに分かれる。
バックで踏みに行くとポイントが斜面にあるため、右側に流れてしまう。流れた先にはお約束のポール君。そのため滑ってちょうど踏めるくらいにキャンバーにかけてバックすることが必要となる。


ポイントを踏みにいく軌道でバックしてきた「大阪ないん倶楽部」の田宅選手。しかしポイントを見失い軌道修正。これが災いし、右側に流れてしまう蟻地獄パターンに。(その後立て直して2ポイントゲット。)

芹野選手、バックで2ポイントを踏みにいくがなかなか踏めず。そうこうしているあいだにポールタッチ。

チーム生肉の丸川選手、確実に2ポイントゲット。

「ラオウ 現る」小林選手。巨体のサファリをものともせずになんなく外側ルートで2ポイントゲット。

小林選手の誘導で2ポイントを踏みにいく高須選手のサファリ(排気量4.8リッター高級バージョン)。

2ポイントを外側から回り込んで踏んだ藤村選手。順調にポイントを重ねていった「ラオウ 現る」だったが、ゴール直前に藤村選手のステアリングロッドが破損。修理も間に合わず2セクはリタイヤしてしまう。

2セク:
山を使ったロングコース。スタートしてすぐロックがあるが、平坦な部分を走れば特に問題なし。ロックヒルクライムの中盤に2ポイントとその左側にポールがある。その後、アップダウン激しいダートを走り、大きな水溜りわきには3ポイント。この後、下りきった所にある水溜りは非常に重い土でハイスピードで入ると止まってしまうかもしれない。その後ゴール付近のカーブ地点に1ポイント。特別踏みにくいわけではないが、タイム節約の為に踏まないチームも多かったようだ。


「ラオウよ!天にかえれ!」の2点踏み。
パジェロエボの武谷選手がいるあたりにポイントがある。アップダウンの激しいロングコースで意外にフルポイントチームは少なく5チームのみ。

「Team maybe」小原選手。このセクションタイムポイント17、加算ポイント15と手堅い滑り出し。
遠くからでもよく目立つテープだった。画像を小さくしているので見えないが書かれてある文字は「この車、水没車」。

3セク:
クリア率50%、一番の難関。昨日の雨でガレたヒルクライムを登ると少し広い空間があり、ここから3ポイント→1ポイントを経たゴールへのルートと、2ポイント・中間ポイントがある第二ヒルクライムルートに分かれる。ガレていた序盤はヒルクライムこそまだ登れたが、その後マシンの損傷、横転でなかなかクリアチームが出なかった。豪雨で荒れた後半はヒルクライムの自力登坂はほぼ(全部ではない)不可能、ウインチでもかなり難しい状況となってしまった。




3セク、最初のヒルクライム登りきった付近。左手の第二ヒルクライム方向に2ポイントと中間ポイント、右手に3ポイント、1ポイント、ゴールがある。写真中央のポールは序盤、思いっきり助走をして登りきった車の前に立ちはだかる嫌なポールだった。中盤以降、轍から外れたので危なくなくなった。


3セク2ポイント手前のヒルクライム+カーブ。左方向から登ってきて、右上方向のポイントへ向かう。
できれば3ポイントを踏んだ後、手前方向にバックし、頭から下っていきたい所ではあるが、カーブが内側に大きく傾斜しており、そのまま手前にバックしようとしても左方向にお尻が向いてしまう。そうなると大きく傾きすこぶる怖い。

5チーム終わった段階で、4チームが破損、もしくは横転。1チームがポールタッチという過酷なコース。結局28チーム中、完走は半分の14チーム。

「新世界ドッケンダンサーズ」南選手?初めての3セククリアを狙うが残念ながらリタイヤ。

1,2セクを終了した車両がどんどん詰まっていく。これは久しぶりに夜間トライアングルの予感…。

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