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クリックすると詳細が見られます松本城
松本市丸の内
築城/廃城年  1592年/維新
築城者  石川数正
国宝四城のひとつ(他に姫路・彦根犬山)。
もともとこの城のあった場所にはこの地の豪族小笠原貞朝の家臣島立氏によって築かれた深志城があった。その後小笠原氏は武田信玄との争いに敗れ落城、この城も武田家の勢力下に入った。信玄はは重臣馬場信房を入れ城を拡張、川中島への前線基地となった。


武田氏滅亡の後、武田家を滅ぼした信長は小笠原氏を城主とし、当主小笠原貞慶は改修を行うと同時に名前を「松本城」と改名した。信長亡き後の1590年、豊臣秀吉は小笠原氏を古河へ転封、城主として徳川家から自分に走った石川数正を入れた。数正は大小天守閣をはじめ、大改修を行った。現在の大小天守閣は数正によって築かれたものである。数正の死後、康長が御殿、門等を築き現在の形がほぼ完成する。


石川家は他の事件に連座しこの地を追われ、その後は小笠原氏・戸田氏・松平氏・堀田氏・水野氏・戸田氏と城主が移り変わった。辰巳附櫓・月見櫓は寛永年間(1624〜1643年)、当時の城主松平氏によって築造されたが、これらの櫓は戦闘における役割を全く持たず、江戸幕府安定後の風流を解する為の建造物となった。


国宝4城のひとつ(姫路・彦根・犬山)。今回訪れたのは城内の見学時間終了後であったため中には入れなかった。去年から始まった小天守の内部公開がまた春から始まるのでその時に再度訪れたい。