 田中城 |
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| 藤枝市田中 | |||
| 築城/廃城年 | ?年/維新 | ||
| 築城者 | 一色信茂？ | ||
| 今川氏真を駿府より追放した武田信玄が馬場信房に縄張を命じた城。三重（後に四重）の同心円上に堀と土塁をめぐらせた珍しい形態を持つ。徳川家康も八度攻めたが落とせなかった。 1582年、織田・徳川連合軍の甲斐侵入時、それまでよく敵を防いでいた城主依田信蕃も駿府探題穴山信君の武田離反により開城した。 その後、城主は高力・酒井・三枝・大久保・内藤・水野と続き、最後の本多家の時に維新を迎えた。建物は民間に払い下げられたりしたが、現在本丸櫓等、その一部が下屋敷跡に移築され公開されている。 |
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| 宅地化がかなり進んでおり、訪問した直後は遺構の少なさに少々がっかりしたが、同心円上の縄張の形態が現在も町に残されており、実際に歩いてみると訪れてよかったと思った。 下屋敷に移築された建造物も最初はあまり期待していなかったが整備もちゃんと行われ、見応えのあるものだった。 |
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