松本城 その3

天守一階の周囲に設けられた、「入側」・「武者走り」と呼ばれる床より50cmほど低い通路。

天守閣最上階の屋根に祭られた「二十六夜神」。城主は代々この二十六夜神への祭事をかかさず続け、維新後にこの位置に移された。

大天守閣破風を内側から撮影。破風の中はちょっとした小部屋。狭いところが好きなので毎回来るたびに座り込んでしまう。最上階の人ごみの中で座り込むよりよっぽどいいと思うのだが。

天守閣四階。床の縁は壁に達しておらず、幅10cmほど床が抜けているかっこうとなっている。

天守閣角の石落とし。鉄砲狭間付。後期の形式的な石落としではなく実戦本意の大型石落とし。

大天守と小天守を繋ぐ渡櫓。天守閣の見学はここが入口となる。木造天守なので靴を脱ぐ。

本丸御殿跡。天守閣群以外は特に目を引くものがないだだっぴろい本丸。ここには本丸御殿が建てられていたが、1727年に焼けてからはここに再建されず、二の丸に移った。

昭和35年に復元された黒門。枡形門となっている。
外国の観光客は太鼓櫓よりこちらの方で記念撮影をしている人が多かった。太鼓櫓では新しすぎるのであろうか?

枡形の中から黒門を撮影。二の丸と本丸南部を結ぶ門であった。現在は松本城本丸の入城口となっている。

平成11年に復元された太鼓櫓。高麗門と対になっており、枡形を形成している。


三の丸と二の丸を結ぶ門。

太鼓門の解説図。


 拡大図

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