田中城その2 

本丸から少し離れた県道沿いに建つ城碑。なにせ駐車場らしきものがないので、車を一度駐車したら、色々撮影する為にあちこち歩き回らなければならないので大変だった。

宅地化してしまって遺構はだいぶ減ってしまったようだが、ある意味田中城の一番の特徴と言える縄張りは今でも町に見る事ができる。




実際に城内であった町を歩いてみた。上の町の写真で言うところの3時から6時の方面(方角的には西から北)に歩いてみたがご覧の通り、ず〜っと右カーブだった。最初遺構が少なくて残念な気分であったが、この頃から楽しくなってきた。

三の堀・土塁跡。看板の手前にある用水路みたいなのが堀の名残。また後ろの土手が土塁跡。昭和30年代までは堀や土塁がかなり残っていたらしい。
実際にその頃の古写真を見ると感動すら覚える。

平島一之門。城の北側に位置する。元々はこの門が大手だったらしいが、東海道に面した東側の門が大手になって以来空かずの門となった。

平島一の門から本丸方面へ歩く。ふと横の路地を見るとやはりカーブを描いている。

外堀跡。遺構はちょっと見つけられない。

前頁 静岡県の城次頁
///