丸亀城 その1




頑張って書いた内堀以内の縄張図。この城の見所はなんと言っても石垣と大手門。

西方から撮影した丸亀城。北面の高さ56.1m、日本一と言われるその石垣を遠望した瞬間、ハートを鷲掴みされた。天守閣がなければ西洋の「要塞」にも見える。




三ノ丸南西から撮影。写真左側がニノ丸、天守閣より右が本丸となる。




「枡形」のお手本のような大手門。写真右の小さい高麗門が大手二の門、左の櫓門が大手一の門。二の門を破った敵兵はこの狭い枡形の中で三方より攻撃を受けることになる。
1670年、京極氏が築いた。


 パノラマ

少し戻って、再度城の西方から撮影。手前に見えるのが内堀。左側に大手二の門、右側に大手一の門が見える。

重文指定の大手二の門。

同じく重文指定の大手一の門。階上に置かれていた時を知らせる太鼓から太鼓門とも呼ばれた。窓部分は開いて叩いていたのだろうが、見た限りではこの中でならしてもあまり聞こえなさそう…。

大手一の門東側からアップ。
入母屋の屋根が妙に迫力あった。

大手門から近くのうるし林。まだまだ開花には早かったが、花見のシーズンということもあり結構団体さんが闊歩していた。気が小さいのでかなり気をつかった。
あと贅沢を言わせてもらうと出店は城内に出して欲しくない。

城の南側、京極氏時代に築かれた薬医門形式(四本の柱に梁を渡し、入母屋もしくは切妻屋根を載せた門)の藩主玄関先御門。
寺などでよく見る形式だが、城では結構珍しい。
居館は焼失してしまったが、門は奇跡的に焼け残った。

玄関先御門そばの案内標識。おそらくトイレだと思うが、女性はトイレ探し大変そうだ。

大手門内の切込ハギで組まれた石垣。切込ハギを見ると、ジグソーパズルみたいですごいなといつも思う。

香川県の城次頁
///