岐阜城 その2 

天下第一の門をくぐって天守閣へ緩やかな傾斜を登る。途中歴代城主の説明書等も展示されており、雨の中、飽きずに歩く事ができた。
晴れていれば、絶好の景色が眺められると思う。


写真は上格子門跡。城の大手門にあたる。天然の岩石が強固な塀となっており、城の守りの要となっていた。

しばらく尾根沿いの道を歩くと見えてくる岐阜城の復興天守閣。
明治期にはとてももっさい模擬天守が建造されていたが放火で焼失してしまい、現在の天守閣は昭和31年に丸岡城と犬山城を参考にして建造されたもの。

二ノ丸付近の塀。鉄砲狭間が復元されているがどうしても顔の見えてしまう。

天守閣ももう間近。望楼型で古い形式の天守を再現しているが、破風の金飾りや割と薄い色の瓦等、こざっぱりした印象を受けた。


平成9年に大規模な改修を受けている。

荒々しい野面積の天守閣石垣。浜松城の石垣に似ている。

算木積されていない天守台角部分。

山頂から岐阜方面を撮影。天気が良ければ絶好の景色と城の観光ができる良い場所なのだが、霧が出てしまい残念。

天守閣内で展示されている京都総見院所蔵の等身大木造の模写品。信長の生前の姿をよく表した像だと言われている。


先日京都で本物を見ることができた。本物は撮影禁止。

本丸井戸。昭和初期までは登山者用の飲料水として使用されていたという。


天守閣の他にも櫓調に建てられた岐阜城資料館等見るべき所も多いのだが、体調の更なる悪化でほとんど写真を撮れず。

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