二条城その2 

二の丸御殿を囲む築地塀。説明板によると柱をたて、板を芯として土手のように泥を塗り固めた上に屋根をつけた塀で、公卿等高貴な身分の家に用いられたものらしい。

築地塀のL字型屈折部分。塀の柱と柱の間に見える横線は定規筋と呼ばれるもので、線の数によって位の違いがあり、五本が最上とされる。つまり最上級ということ。京都御所等でも見ることができるらしい。

南門。高麗門の形式を持っているが明治期に作られたもの。

南門を外側から撮影。手前の堀は外堀。現在橋がかかっていないので通る事はできない。

南門横の切り込みハギ。完璧ともいえる切込みとなっている。

城南側の稲荷曲輪から内堀と本丸を臨む。見えている橋は東橋。

上の写真から東橋方面に歩いていくと桃山門がある。重文指定されている。

本丸南側側面を撮影。奥に見えているのが天守台。水がかなり汚れていた。

本丸東櫓門を内側から撮影。櫓門をくぐってからの枡形の屈曲をしている。
往時は多聞廊下がこの櫓門を経由して二の丸御殿から本丸御殿に通じていたが現存しない。ただし櫓門二階部分の妙にぬぺっとした壁が、その痕跡と言えば痕跡なのかもしれない。
櫓門正面から撮影。
櫓門南側から撮影。

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