二条城その1 

東大手門。現存する櫓門が残る。城を訪れた日は築城400周年記念イベントの真っ最中で日頃非公開であるこの門の二階部分に入ることができた。石落とし等見ることができたが、とにかく人が多く落ち着いて見ることができなかった。また思ったよりも狭かった。


内部写真撮影禁止の為写真無。

東大手門から外堀を南方向に眺めると現存する東南隅櫓を見ることができる。

東大手門を内側から撮影。門の左手に見えるのが番所跡。現存するのは珍しい。背後には二の丸御殿の築地塀がある。

見学終了間際だったので急いで二の丸御殿を見に行く。
写真は国宝指定されている二の丸唐門。規模も大きく大変美しかったが、人が写らないように撮影するのはかなりしんどかった。

防衛面よりも儀礼的な役割を持つ唐門らしく、虹梁部分を中心とした飾りは見ていて飽きないものであった。

唐門外側から西を向いて撮影。
見えている仕切門をくぐると本丸方面へ向かうことになる。

国宝二の丸御殿。1611年の家康・秀頼の会見、1867年の大政奉還もこの御殿で行われた。なんとか時間内に入ることはできたが内部は写真撮影禁止なのでこれまた写真無。
とにかく広くて天井が高い。当然ながら現存天守閣とは全く異なる雰囲気を持っている。
内部の襖絵等は保護の為、模造品に切替つつあるようだ。あまり絵画に興味がないから問題ないけど。


名古屋城も戦争で燃えなければこれに近い規模の御殿が残っていたのであろうが…。もったいない。

保存修理が終わった御殿の車寄。正式な行事の際に用いられた最も格式高い入口。牛車でそのまま入ることができるサイズとなっている。


現在二の丸御殿の入口はここが用いられている。ありがたく入ることにしよう。

二の丸御殿を西側から撮影。背後は二の丸庭園となっている。とにかく広い建物だった。

二の丸庭園。築城家としても名高い小堀遠州による作庭。特別名勝にも指定されているが、残念ながら庭の良さというのが自分にはまだ分からない。

二の丸御殿近くに置かれていた鐘。二条城と京都所司代の連絡の為に置かれていたもので、二条城には東北隅櫓に置かれていたらしい。


 説明板

二の丸台所横の土蔵。特別公開で中に入ることができたが、「現代美術展」なる、何やらさっぱり分からない展示がされていたので早々に出てきた。他の観光客もほとんど同じ動きをしていた。せっかくの特別公開でこれじゃ…。

それでも土蔵の扉の厚さを知ることができた。かなりの厚さだが耐久性云々はどうなんだろうか?そういうことを展示してくれればいいのに…。

京都府の城次頁
///