クリックすると詳細が見られます躑躅ケ崎館
甲府市古府中町2611
築城/廃城年 1519年/1581年
築城者 武田信虎
武田信玄の父、信虎が1519年石和からこの城に移った。以後信虎・信玄・勝頼の三代に渡り武田の本拠となった。「人は城、人は石垣、人は堀」と信玄が残したと言われる言葉通り、単純な縄張りで防御には適しているとは言えない。
敵地に侵攻する戦いを主とした信玄時代は良かったが、代が勝頼に替わり、織田信長の甲斐侵入が濃厚になると防御に適さない躑躅ケ崎城から、新たに築城した新府城に本拠を移した。移動に際して、城は徹底的に破壊され廃城となった。


東西220m、南北130m、四方に門を構える作りであった。現在は武田神社となっている。