名島城 | |||
福岡市東区名島 | |||
築城/廃城年 | 1588年/1601年? | ||
築城者 | 小早川隆景 | ||
1587年、毛利元就の三男小早川隆景は豊臣秀吉より筑前・筑後他50万余石を与えられた。隆景はもともとこの地にあった砦を改修し、三方を海で囲まれたこの城を築いた。本丸・天守・二の丸、三の丸、南丸が築かれ、各曲輪の間には海の水を引き入れた堀が存在し、強固な城であったと考えられる。 その後隆景の養子である秀秋が領したが、関ケ原の戦功により秀秋は岡山へ移り、その後に黒田長政が入った。しかし名島城は城下町を構成するには城地が狭かったため、長政は新たに福岡城を築いたため廃城となった。福岡城築城の際に名島城の石垣・櫓等を資材ちして再利用された。 |