北ノ庄城 その2

柴田勝家が築いたとされる橋の南側が石、北側が木で造られた半石半木橋をイメージした再現九十九橋。欄干部分は当時の旧石材らしい。


柴田神社境内の案内板。文字が小さかったので、加工してある。

堀と石垣の説明板。
こちらも福井城の遺構であり、北ノ庄城のものではない。

拝殿下の石垣。
拝殿下とキータイプして、「ウメ星殿下」が思い浮かぶのはおそらく日本に10人といないであろう。

北ノ庄城石垣跡。
説明板によると、本来はもっと高い石垣だったが、福井城建設の際に使用されてしまったそうだ。

神社の境内とは思えない雰囲気を伝えたくて、こういう構図の写真をたくさん撮った。散策路(?)の脇に掘り込まれ、コンクリートで固められた箇所があり、その中に遺構が展示されている。

北ノ庄城の復元石垣。以下説明板。
「石垣西側のくぼみは、柴田神社参道脇に露出展示している石列と、土橋中央で露出展示している石列から想定復元をした北ノ庄城の堀跡です。堀は2段に掘り込まれる構造で、上段のみに石垣が築かれていました。」


説明板にある参道脇の石列とやらは撮影し忘れた。

境内の北西隅にある休憩棟・展示資料室。なにやら和菓子の店みたいな建物だ。

九十九橋の橋脚。福井地方でとれる笏谷石で作られている。この笏谷石は福井城の石垣の他、あちこちで用いられていたようで、何度かその名前を目にした。柔らかくて加工がしやすい石だそうだ。

勝家が九頭龍川に架けた舟橋に用いた鎖。舟48艘を用いたその橋は200mを越える長さだった。一説には勝家が行った刀狩で集められた刀から作られた鎖とされる。


この他1階には各種リーフレットが置かれているが、展示はこれだけ。

資料室2階。
福井城と北ノ庄城について数多くのパネルが展示されている。遺構がほとんど見つかっていない北ノ庄城ではあるが、リーフレットも各種用意されており、観光スポットとしての力の入れようはこちらの方が上か。

北ノ庄城跡から発掘された鬼瓦。

その他福井城時代の陶磁器などが展示されていた。

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