宇和島城 その3

二階へ登る階段。現存天守らしく傾斜は急だが、それほど登りにくくはない。

天守二階。装飾用の破風は屋根に置かれているだけなので、破風の間が存在しない。

天守二階の武者走。

修理時の写真 「白蟻の古巣」
「一重西北隅化粧裏板と野地板との間にあったもの」

二層西北隅柱。
白蟻の被害がかなりひどい。

「二重南唐破風の土居桁」
「天明三年(1783年)取替の墨書」

各地の城の写真、城の修復時の写真などが掲載されている二階。

「土台と根太の状態」
「土台の蟻害が甚だしい」


とあるが、この写真では蟻害の様子はあまりよく分からない。

「礎石の様子」

天守三階。
廻縁はなく、薄暗い。

三階から二階を見下ろす。やはり上から見ると急な階段だ。

二階から見下ろした天守雛形。
いわゆる城のレントゲン。

本丸跡に残る井戸跡?

現在埋め立てもすすんでしまっているが、そこは海城、山の頂上からは海が間近に見える。

本丸。
自分達以外には一眼レフを構えたおじさんが一人。天守とは全く違う方向を撮影していて変なおじさんだと思っていたが、よく考えると自分もあちこち撮影していたことを思い出す。

本丸石垣と天守。
訪問する前は現存天守が残っているというだけのイメージしかない城であったが、なかなか見応えのある城だった。

桑折家長屋門の説明杭を撮影しようとした。地元民の自転車がそれを阻止した。

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