常滑城 その2

正法寺横のゲートボール場。なぜか真っ赤な休憩場がなにやら中華チック。

正法寺東端から常滑城跡全域を臨む。区画整理で、丘だったどころが削られてしまっており、古図をそのままイメージできる地形にはなっていない。

ゲートボール場中央から西方面を撮影。中央左に碑が小さく見える。やはり何度見ても中華チックな休憩所だ。

現在も地名として残っている「堀西」から「堀中」へ、車が通れないような細い道を歩いて天理教常滑分教会前へ。ここにはもう一つの城碑が建てられているのだ。場所的にはこちらの方が城の中枢部分だが、説明板などは見当たらなかった。

写真で見ると大きく見える碑であるが、実はかなり小さい(写真中央左下)。

続いて城の東方面へ。現在桃源寺が建っているあたり。ここも正法寺と同じく崖が残っている。

桃源寺。あまり観光客が訪れる寺ではないらしく、すれ違ったお婆さんがびっくりした顔で覗きこんできた。

びっくりした顔で覗きこんできたおばあさん。平地ですれ違ったあと、なぜか寺の前で再び出くわした。乳母車を押しながらゆっくり歩いていたのだが、急峻な坂道になってもスピードは落ちない。坂道ではこちらの方が遅いくらいだった。日本のお婆さんもまだまだ元気だ。

桃源寺前から西に向かって撮影。パンフレットによると、常滑城跡の全域が撮影できるらしい…。中央部分の掘削が激しく、残念ながらここでもなかなか地形的なイメージができなかった。

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