常滑城 その1

正住院。
パンフレットによると、城めぐりコースはこの寺からスタート。碑を見るならこの寺からでなくてもいいのだが、なにぶん車が停めにくい常滑市内、駐車場を確保してからゆっくりめぐりたい。
想像以上に大きな寺だったが、妙に荒れた感じがしててなかなかよかった。

寺の東側にある駐車場に駐車。ちなみに現在は埋め立てが進んで、海まで100m近くあるが、数十年前までは寺の石垣の下まで海だった。

100mちょっと北上すると常夜灯が残っている。当時は立派に灯台の役割を果たしていたのだろう。

正法寺を下から臨む。寺のあった場所が城の西端。現在も切り立った崖にその地形的遺構を残している。
ちょうど立っているあたりは堀だったらしい。

正法寺へ続く階段。さすが常滑、あらゆるところで常滑焼の姿を見かける。

常滑城碑。最近になって新しいものが建てられたようだ。遠くに中部国際空港の管制塔が見える。

その横に打ち捨てられた旧城碑。どうにかならないものだろうか…。

説明板。


江戸時代に描かれた常滑古城之図。説明板が建っているのは城の西端。もうひとつの碑が建っている現在の天理教分教会が中央の主郭のあたり。

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