中村遊郭跡 その1
マイナーとはいえないが、「マイナーヒストリー」のコーナーで紹介しようとしていた「中村遊郭」跡。
こういった街の常で非常に治安が悪く、自分も一眼でバシャバシャ撮影していたら√797449な人達に雑誌記者と間違われた。大小便をもらしながらの弁解ですぐ誤解は解けたが、完全にモチベーションが下がった、というか皆無となったためお蔵入りしていた。
資料もぼちぼち集め、更に詳細に調べる予定だったが、もう今さら面倒。詳細はwikiで見てちょうだい。

マイナーに載せるつもりだったころに書いた概要地図。ご覧の通り日吉、寿、大門、羽衣、賑の五町から成る。

現在はだいたい「大門」の名前でくくられ、太閤通に面したアーチも「大門」となっている。

昭和初期の中村遊郭地図。
ヘビービューワーとなっている「無限回廊」の「首なし娘事件」において、被害者の娘が見つかったのはこの遊郭の南側らしい。

中村と言えば名古屋でも有数の風俗街。
今じゃ数少ない成人映画劇場もまだまだ現役。しかしポルノ映画の題名ってほんとに凄いと思う。

藤山寛美発案の芸人塚。
どうでもいいが、個人的にあまり「芸人」という言葉が好きでない。

芸人塚の説明。
この時は参拝者は誰もいなかった。

当時の中村遊郭中心地にはユニー(現ピアゴ)とソープランドが道路を挟んで建つ。
誰もが思うのだろうが、昼間はさぞや出入りしにくいだろう。
百歩譲って入るときはタイミングを見計らうことができるが、出る時はなかなかねぇ。これはラブホの出入りにも言えることだが。

中村遊郭跡で一、二を争う知名度を持つ「「長寿庵」。現在は商売をしておらず、個人宅になっている様子。

この絵がまたさらに有名で、中村遊郭を紹介する数多くのHPやブログのほぼ全てで掲載されている。

表札。
商売はしていないようだが「長寿庵」の表札が掛かっている。
「長 寿庵」さんではないだろうし。

別角度から撮影した長寿庵。一目見ただけでそれと分かる弁ガラ色の壁が素敵だ。

長寿庵は角地に建っているおり、これも別方向から撮影した写真。玄関には小屋根が設けられている。

長寿庵は名古屋市の都市景観重要建築物に指定されている。他にも4件指定されたが、その内の1件は解体されてしまった。
こういう指定を受けて解体されてしまうことってあるんだねぇ。

何となく演技の良さそうな鬼瓦ですな。

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