歯の博物館(もどき)
(岐阜市  2010/6)

岐阜市周辺の観光スポットをめぐる計画を立てた。
「くすりの博物館」、「岐阜大仏」、「名和昆虫館」…岐阜市の観光情報を見ながら行き先を探す。その中で見つけたのが岐阜市にある「歯の博物館」だ。一昨年、愛知県にある「歯の博物館」を紹介しており、これで愛知県歯科医師会vs岐阜県歯科医師会の「歯の博物館」比べができる。さぁ、勝つのは愛知か?岐阜か?ということで、ある意味この日のメインスポットと言っても過言では無かった。


住 所 岐阜県各務ヶ原市川島竹早町1
(0585)89-2101
入場料
駐車場
開館時間
休業日 ずっと
H P



このレポートを書きながら検索した岐阜県歯科医師会のHP。

ご覧の通り、歯について色々パネル展示を中心に紹介されている。

加納城南側にある岐阜県歯科医師会に到着。
エレベーター前の看板を見ると歯の博物館は3階だと書いてある。エレベーターで3階に上がって探したが、会議室や選挙事務所しかない。隅から隅まで探したがやっぱり無い。腹立ち紛れにトイレで大をかました後、1階に戻った。

会長に用は無いが、歯の博物館には用がある。やっぱり公式の案内板を見ても博物館は3階だ。


もしかしたら棟が違うのかもしれないので、別の階段で2階の受付に行った。

役所の受付みたいなオープンな事務所。
自分が近寄ったところ、笑顔で立ち上がったお兄さんが
「ご用件、承ります」。

「あ、あの…、は、歯の博物館って…どこにあるんでしょうか…」

恐る恐る質問すると、お兄さんは歯科医師会の人間らしく白い歯を輝かせて答えた。
「博物館ですか、あれは閉館しましたよ。」

彼の悪びれない笑顔になぜかこちらが押され気味、
「そ、そうですよね、あ、ありがとうございました…。」 ピュー。

事務所の人間も訪れる客もノーネクタイながらスーツばかりの中、半ズボン&筆皇Tシャツ&頭にタオルの怪しげな中年親父はいたたまれずに駆け去った。
ここに来る前に訪れた「くすりの博物館」で高まったテンションは暴落だ。帰宅後、ウィキペディアで調べると今年(平成22年)の2月に入場者の減少で閉館したらしい。

しかし案内板、引き抜くだけなんだから「歯の博物館 3F」は外しておくべきだ。


閉館後、4ヶ月を過ぎても存在し続けるHPからこっそりもらってきた紹介画像。

会自体が潰れたならともかく、存在するのだからメンテくらいして欲しいもんだ。

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