覚王山 日泰寺
1898年イギリス人によりインド北部で発見された古い人骨はその納められていた壺の文字の解読により、仏舎利(仏陀の骨)であることが判明した。翌年仏舎利は仏教国であるシャム(現在のタイ)に寄贈され、シャム国王は更にこの仏舎利を仏教徒の多い国に分与した。日本もその中の一国で1900年に分与された。
1904年、各宗派の協議により仏舎利を安置する寺として名古屋市に日暹寺が創建された。その後シャムの国号がタイと変更されたため、寺号も日泰寺と改められた。
国内唯一の超宗派であり、住職も19宗派が3年交代で持ち回りで務めている。


ということで、末森城を見学するついでに訪問、時間の関係で山門までしか行けなかったのでボツ集入りとなった。

日泰寺の参道。
タイということで、象関係の看板や飾りが多い。また店も造りは和風だが、外国製品を扱ってる店も多いので、普通の参道とは異なる雰囲気がある。

お菓子・玩具ということで寝転んでダダをこねる小象&苦々しい表情の親象。
なかなかかわいい看板なのだが、個人的には横の「お釈迦煎餅」の方が気になる。

ハンドメイドな象。

毎月21日の弘法縁日には出店が出てかなり賑わうらしいが、日頃は閑静な住宅街という感じ。


昔友人が「デートに使うといいよ」と言っていたが、人ゴミの21日も嫌だし、閑静なun21日もどうかと思う。


まぁぶらぶら歩くにはいいが、若葉カップルには不向きな感じ。

空襲で大半の建造物が焼失してしまったらしく、この巨大な山門も昭和61年に建てられた鉄筋コンクリート製らしい。

昭和59年建造の本殿と平成9年建造の五重塔。五重塔は高さ30mとなかなかの迫力。
境内はすこぶる広々としており、あまり寺チックな雰囲気はない。

会社を経営していた叔父が亡くなった時にこの寺で葬式をあげたのだが、目玉が飛び出るほど高いらしい。
まぁそれがステータスってものなのだろう。

山門にかかる日泰友好道場の額。
個人的には福岡の箱崎天満宮にある「敵國降伏」の方が好きだ。

ちなみに仏舎利のおさめられている「奉安塔」は奥の離れた場所にある。


なので行っていない。

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