筆皇公式ツアーⅦ サイパン編 その6

今日もせっせと乾布摩擦。言うまでもなく、出てきた腹を削り取るのが最大の目的である。
サイパンはとにかく飯がまずいので、長期滞在すれば痩せられそうだ。

午前中はサイパン訪問最大の目的である体験ダイビング。沈船とB29と呼ばれるスポットの2本を潜る。
練習しないまま10m潜るのに現地人インストラクターでは心配なので、日本人がインストラクターの店を選択した。


ダイブフェローズというに今回お世話になった。写真は勝手に店のハンモックに横たわる筆皇。

店は高台にあり、前の日遊んだマニャガハ島も見える。

船まで四駆の荷台に乗って移動。5人乗りなので、本当なら荷台に乗るのは1人でいいはずなのだが、4人が荷台に乗る。
後で聞いた話では荷台が少し凹んだらしい。

ダイビングスポットまでは貸切ボートで移動。ちなみに料金は2ダイブで165ドル。

サイパンのダイビング備品はボロボロなものなのではないかと心配していたが、そこは日本人経営の店。わりとしっかりした備品で一安心。

しかし船の運転は足…。
そう、船長は外人なのだ。

海底にサンゴ礁などがあると海面からでも大きく色が異なっているが分かる。
小さい頃はこの海底の色が違っているのが妙に怖かったものだ。

1本目はB29と呼ばれるポイント。実際に沈んでいるのは旧日本軍の飛行艇。
詳細はダイブフェローズのマップにて

最初に見えてきたのは慰霊碑。
とりあえず鳥肌が立つ。

しかし近づいて見てみると、書かれた文字は日本語じゃない。

インストラクター賀屋さんの水中説明。
「韓国人の慰霊碑です」…、そうか日本のものではないのか…少々がっかり。

今回3号は水中撮影用カバー(定価2万近く)持参、4号はアクアパック(言うなれば厚めのビニールの袋…3千円)持参。


正直水圧で潰れるくらいのことがあればネタになると期待したのだが、意外にも撮影することができた。
ただし、アクアパックが水圧でゆがんでしまうので、写真もゆがむ。

鎮魂フュージョン。

潜る前は部品が少しバラバラと落ちているだけかと思っていたが、想像以上に原型を留めている部分も多い。

軽量化のパンチ穴があいた座席。座っていた人は遺族会に収容されたか、魚のエサか…。

スロットルレバーらしき部品。

砲撃台は今も天空をにらむ。

プロペラ&エンジンをバックに記念撮影。
HPの見栄えだけを考える天邪鬼4号は背後にて。

翼&エンジン部分。
あまり魚の多いスポットではないらしいのだが、それでもあちこちにおいしくなさそうな魚が遊泳している。


3号は彼らにエサとして、自分の胃の内容物を吐瀉して与えたらしい。残念ながら、その人間と魚の触れ合いを写した写真はなし。

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