筆皇公式ツアーⅦ サイパン編 その2

二日目の朝が明ける。
この日も密集したスケが予定されている、朝7時に起きて身支度を整える。

身支度の最初は乾布摩擦。出てきた腹を削り取るのが最大の目的である。


背中の肉を削り取りながら、大事なスケ表を忘れてきてしまったことに気付く。

サングラスを購入するため、1階の売店へ。写真はそこで見かけた偽「キノコの山」、バッタ名「チョコボーイ」。
「ボーイ」と「キノコ」、何やら深い意味があるのかと少し考え込んでしまった。

観光は原付で移動する予定だったので、日本で予約を入れておいたサンジーレンタカーへ。
ここのHPは日本語なのだが、返ってくるメールは英語、やりとりしていく中で、どうやらホテルまで迎えに来てくれるはずだったのだが、結局迎えはやってこず。
しょうがないのでタクシーを使って来店したが、今度は予約しておいた台数の原付がない。
受付のおばさんが隣のレンタカー屋に残りの原付レンタルを依頼して事なきを得た。人は良さそうだが、かなりいい加減。

筆皇、4号、94号はサンジーレンタカーでレンタル。予約してあった50ccはなく、3台とも125ccで料金は15$。
免許いらないと言っていたが本当なのだろうか?

3号と小池さん(仮名)は200mほど離れたレンタカー屋で韓国製50ccをレンタル。

ナルシスティなスタンディングを見せる小池さん(仮名)。文字が若干ワイドになっているのは見てみないフリが正解。

島の北方面へ向かっていく、泊っているプルメリアリゾートを超えると車の数は激減する上、景色も良好。
ガイドブックだと滑りやすい路面とのことであったが、そんな感じはしなかった。
この時は…。

いつもはつまらなさそうに同行する94号もバイクツーリングは楽しそう。奥はラッタッタポジションの小池さん(仮名)。

このあたりになると、建物は見当たらず、車の数は更に減る。

朱印倶楽部ダイヤ型フォーメーションで走行。
皆が左手で敬礼する中で3号は右手で敬礼、こうして20代は自分のアイデンティティを表現する。

途中、戦時中のものらしい格納庫を発見。現在は農機具置場となっているが、原型を保っている。
崖へ続く密林を見ているとさすがに鳥肌が立つ。

格納庫の写真をとりがてら休憩。
小池さん(仮名)のあふれんばかりの乳房がまぶしい。

バンザイクリフ到着。
行く前は岬みたいな所をイメージしていたが、実際は少し違った。


バンザイクリフパノラマ写真。


中央左に車の出店が見られる。

後で高所から見下ろしたバンザイクリフ。崖の海岸状になっている感じ。

数多くの慰霊碑が並び、背後には車の出店も出ていた。観光客が多かったせいもあってか、それほど隠滅的な感じはしない。


拡大画面


パノラマ

遠く日本に向けて建てられた慰霊碑。

たくさんの民間人が身を投げたというバンザイクリフ。
予想より崖の高度がなく、死に切れず苦しんだ人も多かったのではないだろうか。

観光バスが到着すると、一度に人の数が増える。女性より男性の方が熱心に碑文を読んだり、写真を撮る人が多かった。

恐らく立入禁止区域で釣りをする人達。
どうやってあそこまで降りたのか考える前に、そのアン高所恐怖症ぶりが羨ましい。

こちらは岬状に突き出た部分。こちらも立入禁止区域らしく、先へ向かって歩いている人が注意されていた。

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