第9回爆釣ツアー 関東編 (猿島編) その1 | ||
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「そうだ!靖国に行こう!」昨今の反日精神にあおりを受けて決めた今回の旅行。まぁ、いつもの如く目的地で決まってたのはそれだけ。他の目的地は出発一週間前にクモハと相談して決めたがどうもルート的に終戦記念日には靖国にいけそうも無い。時の首相小泉純一郎さんが郵政民営化の否決により衆議院解散し、総選挙のために参拝は無理だろうみたいな話はあったにしろ、終戦60周年記念と言うのもあり報道陣が来るのはわかっている。「テレビに映るかも!?」という淡い期待はたいしたスケジュールでもないのにルートから水泡。 そんなこんなで向かえた前日にクモハから「緊急事態発生!」のメールが! 「急きょ会社の飲み会が」という連絡に前日出発の予定時間は不明になった。 クモハ思ったより早くPM9:30に帰宅。「シャワー浴びてから出たいからPM11:00に迎えに来てくれ」との連絡。時間より少し遅れて迎えに行くとクモハ爆睡中。チャイムを6回鳴らしてやっと目覚める。「チャイムの音で目覚まし時計を必死で止めてた」と覚めやらぬ酔いの中準備して出発したのはAM12:30・・・。 |
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序章 |
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最近無理の聞かない体になってきて・・・。AM2:30に東名の日本坂PAで仮眠を取る事に。で、気がつくとAM8:30!「全然仮眠じゃねーじゃん!」と自分に突っ込んでみる。 | ||
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目覚ましにクモハの家から持ってきたDVD「ディープブルー」を見ながら東名を時速80㌔で爆走!逆側は所々車が止まるほど渋滞しているが、東京方面は止まるほどでもない。画面ではシャチがオタリアをハントしている。 | ||
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この後捕まったオタリアはシャチの尾びれで「ペターーン!」っと空高く打ち上げられていた。「殺しを楽しむなんて知能が高い証拠だなぁ」と助手席でしっかり映画を楽しめたクモハが言っていた。 横須賀に向う高速では事故車が側道に打ち上げられていた。 |
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1章 今日の目的地は三浦半島の横須賀基地沖にある「猿島」と、房総半島にある「鋸山」。最近よく使うフェリーで渡る事にする。「渡る事にする?決めてなかったの?」って感じだけど、決めてませんでした。るるぶでこのあたりからフェリーが出てるってのを知ってただけでフェリーの時間も何も調べてませんでした。30代の旅行じゃないね。この無計画さ。 |
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最初の目的地「猿島」に向うフェリー乗り場に到着。会社の知人に借りた小説に出てきて初めて知ったこの島。ネットで調べてみると海水浴場やら釣り場やらあるけど一番のスポットは戦争遺跡。と思ったけどフェリー乗り場は海水浴客でいっぱい。 | ||
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フェリー乗り場のすぐ横にある三笠公園には「記念艦三笠」が。日露戦争時に活躍した戦艦で、世界三大記念艦として保存されている(残りはポーツマス(英国)に保存されている「ビクトリー」、ボストン(米国)に保存されている 「コンスティチューション」)。見てみたいけどスケに組み込まれていないので素通りする。 | ||
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港からも見えている猿島は船で10分程度。離岸してすぐイルカが泳いでいたけど写真には撮れず。 | ||
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AM11:40到着。海水浴客とBBQ客で結構な賑わい。タオルを頭に巻いて回る気満々のクモハ。猿島は黒船のペリー来航時に勝手に「ペリーアイランド」と名付けやがった。ふざけやがって。 明治14年から要塞化を進め、17年に完成。 |
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当時兵舎として使われていたらしい建物。今はボイラー室になっている。崩れたところからレンガが見えている。 | ||
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道沿いの壁には□や△の穴が開いているが何に使われていたかは不明。 | ||
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赤レンガに小窓が付いているのが兵舎として使われたところ(入口や小窓は塞がれている)。 | ||
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本郷剛の仮面ライダーの撮影に使われた場所でもあるらしい。当時は入口や小窓は塞がれていなかったみたいで、老朽化や心無い観光客のために入れなくなったらしい。 | ||
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この板の間に見える二つ穴の開いたブロックは第二次世界大戦中に作られた道路面。 | ||
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