豊予要塞 第一砲台観測所

第二砲台と比較して少々パンチが足りない第一砲台の中の中心となる遺構。
第一砲台のある雑木林の中、マフ巻さんに「もっと…、ゆっくり…、歩いて…」と言えないまま、死に物狂いでついていったら目の前に急に姿を見せたコンクリート建造物。戦後、払下げられて民家として使用されたため、若干別の意味での生活感がほのかに見受けられる。さらに平成に入ってから、この建物の中で人が亡くなってるとのこと。こういった場所は心霊スポットになりやすいのだが、まぁ人って事故死、病死、自殺、他殺、これまでたくさん死んでるので、気にしてたらキリがないなと。


マフ巻さんの案内で雑木林の中を歩いてしばらくすると、小さな丘(?)の向こうにコンクリートの建造物が見えてくる。
めぼしい遺構が少ない第一砲台の中で目玉とも言える建造物だ。

昭和50年代の地下鉄出入口を彷彿させる観測所の入口。
外観から目立った損壊箇所は見られない。

入口階段から撮影した観測所内部。「田」の字型に4部屋配置されている。
手前の小さな部屋の奥が観測室。右手壁面には迷彩塗装がしっかり残っている。

足元には木片が散らばり、天井には柱と板らしきものが見られるが、往時のものでは無さそう。
戦後、人が住んでいたらしいので、その時のものか。

観測室入口から中を撮影。
奥に観測窓。

観測室から外側を撮影。
このアングルが「何かあった場所」。事前には聞いていたので、薄気味悪いと言えば薄気味悪い。ただ筆皇も自分も全く、そう言った能力が無いので何も見えないし、何も感じない。

観測室。
鉄骨やら木片やらが床に散在しており、足元は極めて不安定。

破損している測距儀の台。
過去に住んでた人も部屋のど真ん中にこんなのがあったら邪魔だったのか、かなり荒い感じで破壊されていた。

鉄枠の入った観測窓。
多くの戦跡で戦後に金属部分が持っていかれてしまっているが、さすがにこれは取り外せなかったようだ。

観測窓から外部を臨む。
ご覧の通り、ほとんど先は見えない。

まぁ、これまでトーチカや観測所で外がしっかり見えた所ってほとんど無いが。

天井の高さはこれくらい。
右手が入口の階段、左手奥にもう一部屋観測室がある。

奥の観測室。
こちらも鉄枠の入った観測窓がある。

奥の観測室から入口近くの観測室を撮影。

奥の部屋の観測窓。
外部にコンクリートブロックで組まれた建造物があるが、戦後に造られたものらしい。

] これがそれ
まぁ、一目見れば戦後だわね。

観測窓脇の木製の窓枠(?)
これも戦後住んでた人の手によるものだろう。

奥の観測室の足元。
こちらも測距儀の台が見当たらない。

内部の見学を終えて再び外へ。
入口の反対側に煉瓦製の竃らしきものが残っている。マフ巻さんによると戦後のものだろうとのこと。

縦坑とまでは言わないが、何かしら細長い形の口が開いている。
かなり埋まってしまっている上、雑草がひどくて何か分からなかった。

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