豊川海軍工廠 その8

第三料薬配合場と第二原料粉砕室を繋ぐ渡り廊下。木造のためかなり崩壊が進んでいる。

渡り廊下の中間にあった小部屋内部。
テニスコートに使用していた備品が置かれていた。

振り返って渡り廊下を南から北側に向けて撮影。

第二原料粉砕場の壁面。

第二原料粉砕場廊下。
第三料薬配合場より状態は良好。

廊下の床。
あちこち痛んではいるがまだまだ問題ないレベル。

一室を撮影。
共通して屋根が弱いので残っていても何らかのダメージが見られる。これらの建物もあと10年もすれば屋根が落ちてしまってまともに見られなくなるのだろう。

やはり部屋の内部はももぬけの空。
ただし窓や通風孔、電気スイッチ、床の排水溝(?)など、じっくり見ればそれなりに見るものはあるのかも。

最近はこうしたネジ式の鍵ってあまり見ない。
そしてここからも風の町は見えない。

研究所本館裏手に残る水槽跡。将校用のプールだとされていたが、最近は空気に触れると燃えやすくなる燐の貯蔵プールだったのではないかとされている。

水槽全景。奥は浅く、手前は深い。底部にはコース用とも見える印が埋め込まれている。


一番深いところは4mほど。

ハシゴ。
これを見ると普通のプールに見える。


水槽正面から撮影。夏になるととても近づけないほど雑草が生い茂るらしいのだが、冬の見学なのでその全景をちゃんと見学できたのは良かった。

将来、愛息太郎が名大に入学したらゆっくり構内を案内してもらおうと思っていたのだが、現在は大学校舎としては使用していないとのこと。


すこぶる残念だ。

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