豊川海軍工廠 その6


昔の小さな交番を彷彿させる建物が二棟並んでいる。窒化ソーダを扱った施設ではないかと思われるが確証はない。

左上から右下にかけて直線状に連続した損壊痕が見られる。かつては機銃掃射跡と説明を受けたが、今回は威力の無さから爆弾の破片によるものではないかとのことだった。

壁表面がかなり剥がれ落ちてしまい、内部のレンガが見えてしまっているが、建物自体はまだまだ頑丈そうだった。


手前の建物の内部。
一見崩壊甚だしく見えるが、建物というより中に詰まれた粗大ゴミの乱雑ぶりでそう見えるのだと思う。

奥の建物内部。
やはり粗大ゴミ置き場状態。この無頓着さが、この遺構を生かしてきたと思われるのは何度か述べたが、崩壊がもかなり進んでしまっているので、これから先は意識した保存をしていかなければならない。

裏から撮影。
こちら側に爆弾、機銃掃射による損壊は見られない。

250kg爆弾によってあいた穴の跡。
この研究所が移って来た時にはあちこちこのような穴が開いていたらしいのだが、ゴミを埋める穴として使用してしまったらしく、だいぶ減ってしまったらしい。


写真では分かりにくいのだが、直径7〜8mくらいはありそうだ。これでもだいぶ埋まってしまっているらしいのだが。

爆発穴の脇に残るコンクリート基礎。
この付近に高射砲があったのでその基礎ではないかとのこと。


手前には爆風で捻じ曲がった鉄骨。ただし上部はバーナーで切ったもので爆風で吹っ飛んだわけではない。

右側が爆発穴。
写真ではどうしてもその深さが分かりにくいのだが、この角度で深さ2m以上落ち込んでいく。

豊川市桜ヶ丘ミュージアムに展示されている500ポンド爆弾破片。破片といっても結構大きく、激しく飛び散った場合、大きな殺傷力を持った。

P51戦闘機の機銃弾。説明板にかすかに見えるが、大きな被害を受けた8月の空襲時のものではない。

ラピュタに出てくる朽ちたロボットを思い出した。

何に用いられたものか不明であるが、あちこち建造物が残る。できればもっと自由に見させてもらえればと思うのだが、私有地(?)なので仕方がない。

何かの土台と思われるコンクリート台。切り込みのような穴が見られる。よく発電所跡で見かける基台っぽくも見えるがよく分からない。

こちらもコンクリート製の遺構。
近くで写真を撮ろうと思って近づいたが、思ったよりも遠かったのでここまでしか寄れなかった。

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