豊川海軍工廠 その4

構内に残る中で一番状態が良いとされる電燈跡。
説明の途端、2,3人が列から走り出して撮影。見学の最前列にいたので油断して撮り遅れてしまった。


「俺は慌てないよ」という態度で撮影したつもりだったが、帰宅後鏡を見るととかなり歯が欠けていた。強烈に歯軋りをしていたようだ。

電燈のカサ部分アップ。
確かに70年前としては状態が良い。

東西に並ぶ火薬庫の中で一番東にあって規模も大きい第一火薬庫。一般見学ルートからは外されているようであまり見せてもらえない。

第一火薬庫内部。
相変わらず荷物が散在しているが、頑丈な扉、荷物を運搬するためのプラットホーム等、ほぼそのままの姿で残っている。

火薬庫外側の排水溝。この小山に降った雨水ははこの排水溝を通って地面に流され、地面の排水溝へと導かれる。

扉が開いていたので火薬庫内部を撮影。
前室と倉庫となる奥室に別れている。

部屋の内部はやはり湿気対策か杉板が打ち付けられている。

前室の様子。
バンガローチックな壁面と重そうな鉄の扉がアンマッチ。

第一火薬庫の西側にある第二火薬庫。
事故の際、被害が広がらないよう、第一と第二では出入口がオフセットして配置されている。

第二火薬庫を東側から撮影。
山にトンネルを掘ったように見えるが、コンクリート製の倉庫に土をかぶせたもの。

トラックを横付けさせるためのプラットホーム跡。

電燈スイッチ…の跡。

天井部分の梁。
Rがあるものと無いものが交互に並んでいる。Rがあるものは右手の室内に繋がっており、部屋を分ける壁になっている。

扉と扉の間にある通風孔は倉庫をぐるっと取り囲む湿気対策の部屋に繋がるもの。

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