蓋井島 その3

30分くらい登っただろうか、山の斜面に人工的な石垣を発見。この後、斜面を巻くようにつくられた道の跡を発見した。

道沿いに山の斜面に平行して歩くこと2,3分、出入口発見。
とりあえず奥は深そう、落書きされるほど人も入ってなさそう、戦争遺跡マニアにはエクスタシーな瞬間。

分厚いコンクリートには迷彩の為か、斜めの線を境に色が変えられていた。

少し入った所から振返って出入口方面を撮影。保存状態は大変良好。

通路から分岐して上階へ上がる階段。
とりあえず後回し。


一番奥に観測室。
観測用機材を置いたのか、単純に観測用の椅子なのか、スリット窓の前には円柱状の物体。床には瓦礫が散乱しているが、屋根に崩壊した形跡はあまり見られない。


大きな写真

広さはこんな感じ。

観測窓付近。
周囲を見回す中心部分の円柱は椅子っぽいが、観測用の機材を置く為の台だったらしい。

土砂の流入で半分くらい埋まってしまった観測窓。窓の外は生い茂った木々で海は全く見えない。

上階と行き来するためか、連絡用か、天井に孔が開いている。


観測窓方面から背後を撮影。
左手に別の出入口、右手は入って来た通路、真上に孔。

観測室出入口付近。
右手奥が入ってきた通路。
上方に人が出入できるくらいの連絡口が開いている。こちらも陽の光が入るとこは黒く塗られている。

砲台ではないので揚弾井ではないと思うが、何かしらの荷物用だろうか。

そして、わずかに差し込む日光に伸びる草。


別に珍しくもなくもないが、こうした生物の姿を見ると、人間も強く生きなくてはと思う。


後で足元見て歩かないイアンに踏まれていた。


人間強く生きていても駄目な時は駄目だなと思った。

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