甲賀ファミリーランドその5

「誕生して15年以上が経ち、毛もたくさん生えた。」
「閉園して20年以上が経ち、木もたくさん生えた。」


似ている文章だが、だいぶ意味が違う。

どこかに転売することはできなかったのだろうか。

子供汽車の操作室内。
マスコンがあるのには驚いた。

広場を一周する線路上にもたくさん木が生えた。

客車に乗りこんで撮影する東海秘密倶楽部のH氏。奏でる鼻歌はもちろん「世界の車窓から」。

更に下って現れるのは「チェーンタワー」。吊り下げられた椅子が回転する遊具。
夏は草木でほとんど見えなくなるらしい。

椅子はほとんど脱落。

廃墟でエロティカルな本が落ちている事は多々あるが、5インチフロッピーは初体験だ。

更に下ると建造物が見えてくる。
何に使われていたか不明。

京都で実際に使用されていた市電が見えてくる。まわりはゴミ捨て場状態。


パンフレットを見るとD51も置かれていたようだが、こちらは撤収されている。

ゲゲゲの鬼太郎ファンだった幼少期から、廃市電を見るのはかねてからの夢だったので嬉しかった。

中はまさしく「幽霊列車」状態。
臨終駅→火葬場駅→骨壺駅と続いて、終点は北奥多摩霊園ということで。

現在見られる市電はほとんどが保存用に展示されたものであり(もともとこの列車もそうだが)、それなりに整備されている。それがこんな感じで痛んでいると、廃ハートが鷲掴みされた感じがする。

レトロな電灯も残っている。

移転・展示保管された時点でこういった広告類は外されるものなのだが、これは残っていた。
ちなみに「祇園 平八」は現在も営業中。年中無休、ラストオーダーは21時。

前頁 滋賀県観光トップ次頁
//////
観光トップ