甲賀ファミリーランド その3

囲炉裏コーナー。
軽食を提供していたらしく、ポリ食器が散らばっていた。

案内書の隣にある民芸館。
専用のモノクロパンフレットも作られていた。それによると、昭和46年に白川郷の「宮坂家」を移築したもので、建造は1827年頃とのこと。


現在白川郷は世界遺産となっており、結構な観光客が集まっている。その中で、ここに移転したばかりに廃墟となってしまった「宮坂家」が哀れで思わず落涙…。

大きなスズメバチの巣が展示されていたが、風化済。

昔はよく見た、ドリンク用冷蔵庫。
写真のコーラ350ml瓶は、飲み終わった後、捕まえたオタマジャクシを入れるのによく使った。大量に入れるから結局全滅する。まぁ分かっててもやっちゃうんだけどね。

隠し階段みたいなレッドカーペットで二階に上がれる。
ちなみに四階建てとなっている。

二階。
農具などが展示されていたらしい。本家白川郷の合掌造りも中は同じような展示だった。

なぜか大量に散らばる「世界の王」こと王貞治パネル。よく見る写真ではあるが、すこぶる変なポーズである。

「スイング連続写真でみる王貞治」
「三塁ベースをまわる王貞治」

二階以上は梁の上に木の板を渡しただけのシースルー床部分多し。
結構たわむ、高所恐怖症キラー。

三階では「日本の鉄道展」が開催されていた。

貞治も開催を喜んでいるらしい。

メイン展示を挟んで、貞治パネル。
右を見ても貞治、
左を見ても貞治、
下を見ても貞治、
貞治、貞治、貞治…。


貞治の夢を見たいなら、ぜひ訪れるべきスポット。

鉄道路線と主な駅弁、その組み合わせにKFLスタイルの根流を見た気がした。

置かれている写真と説明書きが合致していない。元SL好きとしては憤慨。

白川郷に残っていれば、世界遺産とし活躍する機会もあっただろうに。


定年前に甘言につられて転職したら倒産しちゃったチックな宮坂家であった。

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