甲賀ファミリーランド その2

視力測定みたいなゴンドラの内部。
これはまだましな方。ひどいものになると、床が骨だけだったり、椅子がもげていたりする。

操作室内の操作盤。
とりあえず色々ボタンを押してみたが当然観覧車は動かない。

機械で動かないなら人力で動かせ。
風で動くくらいなので手で押しても意外に簡単にまわる。


風に乗ってゴルフを興じる人達の声が聞こえてくる。ドキドキしながらスケープゴートを空中散歩に送り出す。
スケープゴートがてっぺんに達し、そこから重みで下ってくる時の勢いといったらものすごい。思わず写真撮影を名目に逃げ出した。ごめん、スケープゴート。

天罰か、ゴンドラの扉で額を負傷するイルカさん。


スケープゴート2匹目終了後、流血にもめげず、「次ははっとしさんですよ」とのたまう。
スケープゴート2号の恐怖に青ざめた顔を見て、全力で拒否。かろうじて許される。

観覧車から通路に戻り、数分坂を下ると建造物が見えてくる。
事前には聞いていたが、遊具間の距離が長すぎる。さすがゴルフ場の経営、「とにかく歩け」ということなのだろう。

収蔵庫。
公式パンフレットには「土器をはじめ郷土にまつわる資料を一堂に展示」とある。


何をモチーフにした建物か、非常に興味深いところ。

内部(2階)。
1階、2階、共に空の展示ケースなどがあるだけで、特にこれといったものはない。

収蔵庫隣の総合案内所。

総合案内所内部。
残留物は多いが、ご覧の通り荒れ放題。

公式パンフレット類も床に多数散らばっている。
当時はお化け屋敷もあったようだがイルカさんに聞いたところ、現在は残っていないとのこと。


自分は小学校高学年の頃、お化け屋敷に入ろうと誘う親戚に対し、号泣という名の抗議活動を行った過去がある。


自分は社会人になって、富士急ハイランドのお化け屋敷で腰を抜かした過去がある。

多数残っていた、結婚式のパンフレット。
ロールスロイスの文字の下で、文金高島田の女性。その下には祭壇チックな写真。このあたりがここのセンスを象徴している。


ここで結婚式を挙げた人、ごめん。

窓際の靴をはじめ、多くの残留物の中で見つけたお土産を入れる紙袋。
こんな紙袋までゴルフ場と共有させるあたりが泣かせる。

日本テレビ系列の宣伝用下敷き。
忍者つながりで局から大量にもらったのかもしれない。


ちなみに知名度は「ときめきトゥナイト」>「忍者マン一平」>「一ッ星家のウルトラ婆さん」。

お土産品の「忍者タオル」格納タンス。
どんなタオルか知りたくて開けてみたが、例の紙袋が多量に出てくるのみ。

お土産の売上目標が書かれた紙。
18万円では固定費が出ないような気もするが、遊園地晩年はこれが精一杯だったのだろう。


ちなみに転がっていたカレンダーは1985年のものだった。

前頁 滋賀県観光トップ次頁
//////
観光トップ