大久野島 その3

土塁の上から撮影した砲台跡。奥が海。

中部砲台跡から海岸通へ向けて歩いている最中の景色。木の枝が額縁みたいだった。

芸予要塞時代に建造された発電所前の桟橋跡。

明治期以前に建造された桟橋はいつも先っぽが曲がっているような気がする。奥に見える陸地は本土。

長浦倉庫と共に大久野島の名物遺構の一つである発電所跡。一応立入禁止なので、通常ルートから見られるのはこれくらいまで。

製造所開所当時の建物は右手の小さい建物。左手の大きい建物は5年後に増築された。
建物を覆う蔦が廃墟マニアの心を狙い撃ち。

こういうハシゴがなぜかそそったりする。

当初島の発電を一手に背負っていた火力発電所であるが、戦況が悪くなると重油の入手が難しくなり、本土から海底ケーブルでも電気が供給されるようになった。


体育館のような発電所跡内部。朝鮮戦争が始まると米軍に再度徴収され、弾薬庫として使用された。

左手に事務所跡がある。

天井には照明跡が残っていたが、望遠したらブレブレの写真になったのでボツ。

床には細かい破片と共に割れたガラス片も多数。軽々しく膝をついて撮影できない。

たまに係員が巡回しているようなので、他の見学者を含め、人の気配がしたら壁際に隠れる。
警察に追われた犯人チックだと一人興奮する。小さい頃は警察ごっこが好きだった。犯人は蛙などの小動物、逮捕即死刑がいつもの決まったあらすじだった。

発電所内の事務所棟1階。戸などの保存状態は良いがいかんせん落書きがひどい。

いつもこの手の落書きを見て思うのだが、なぜヌードの絵なのだろうか。まさか自分の描いた絵で1Pか。


いうほどうまくないのだが、「うまい」の評価付き。自画自賛か。

何等かが据えられていたと思われる壁。電気系統の配線か。

大久野島を紹介した廃墟マニアのHPによく掲載されている蔦のからまった窓枠。見てる人は「またか」と思うかもしれないが、実際行くと、撮りたくてしょうがなくなる。

現在50歳前後だと思われる田村さん。なかなか自己表現欲の強い人みたいなので、独立して会計事務所でも開いているかと思ったが、検索してみても見つからず。

事務所があったとされる2階への階段。登りたいという欲求はあるのだが、そんなものは高所恐怖症という性の前には無力。

1階のものと比較して2,3階の窓枠は変形が少ない。1階の変形は人為的なものなのか。

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