篠島 その2

島の南側の山で遊歩道から離れて散策。
すぐに溝が発見されたが、とても新しく、おそらく近くにあった大学の施設に関係して掘られたもの。

ネーモンさんが、瓶らしきものを発見。
付近は明らかな削平地、海も見える高台ということで地理的にも条件を満たしていたが、これ以外に建造物跡が見つからないことや、そのフォルムがあまりにも肥溜め瓶に極似していることから戦跡とは考えにくいとのこと。
まわりに人家はないが、ずっと昔に畑だった場所ではないかと推測された。

肥溜めに落ちて死んだチャッピー(マルチーズ)を思い出して黙祷。
またネタにしてすまない、チャッピー。

エキセントリックな樹液を出す木。試しに筆皇と棒でつついてみたが、腐乱死体をつついた感触に、思わず声をあげて逃げ出した。
後藤さんとネーモンさんが血眼で戦跡を捜している間の出来事なのはお二人には内緒。

そんな不真面目な二人とは別に後藤さんとネーモンさんが見つけた切り通し。
簡単に書くとこんな感じ。
削平地と合わせて、人の手によるものというのは間違いないだろう。ただし建造物の跡は発見できず。

削平地の縁の部分には土塁が見られる。写真はその角部分。残念ながら戦跡という証拠がどうしても見つからない。

枝部分で他の木にぶら下がっている状態の枯れ木。
バンジージャンプ級の恐怖に耐える筆皇。南の島に産まれていれば君は立派な成人だ。

遊歩道近くの煉瓦製の火薬庫跡。
後藤さんとネーモンさんは3年半前に見学済、初篠島の自分達に見せる為に案内してくれた。
半地下式だが、敵に見つからない為というより、万一の爆発時に横に被害が及ばない為だろう。

意味もなく蝶番アップ。

意味もなく上部アップ。
通気口らしき口が開いている。

内部は一面の故カタツムリ。
山中のあちこちで故カタツムリは散在していたが、火薬庫内はほぼ床一面散らばっていた。

別の火薬庫。
こちらはかなり崩壊が進んでいる。

屋根は抜けている、恐らく火柱を上に逃がすため、トタンなどで覆われていただけだろう。

島の最南端に建つ展望台。現在は立入禁止で観光マップにも掲載されていない。

展望台跡で小休止をとるコラボチーム。
ここまで散策や聞き込みで目ぼしい収穫はなく、少しあきらめムードが漂う。

そんな我々の横を元気良く通り過ぎてくおじいさん達。棒はいくつになっても男のロマンだということを立証する貴重な1枚。

海岸の岩場に洞窟。
戦跡とは別に探検してみたいが、中は水で満たされており、行き着く手段もないのであきらめる。

島に88あるという島弘法さん。番号はほとんど黒マジックによるもの。

見つかる可能性は低いが、とりあえず岩場におりて散策。高所恐怖症でない後藤さんと筆皇は楽しく写真の撮り合い。

それどころではない高所恐怖症の自分。

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