佐久島 その3

ケーキのような地層を見せる小島。生えている松はさしづめデコレーション。

奥に潜水艦のように見える岩が男子岩(おんどいわ)。観光マップにもこのあたりの景色は島で最高と謳っている。

目指す筒島方向に目をやると死体が一体。横で写真を撮りまくる自分を気にしていたようだったので、こっそり撮影&アップ。お気に召したろうか。

写真では分からないがものすごい右から左へ抜ける風。堤防左側を歩いていくと、海に落とされてしまいそうなので、右側の低い方を歩く。

筒島へは1分ほどで到着。

この辺りの浜は砕けた貝殻でできている。目の高さから見下ろすと大層きれいだが、しゃがんで近くで見てみるとそれほどでもない。富士山と同じ現象。

弁財天入口。木が生い茂り、少し不気味。

虎口のような石垣。鳥居がなければ城の写真といっても通用しそうだ。

以下説明板。
甲州武田家の家臣なる者が弁財天を拝しているうちに、その尊像の眼のうるわしく光輝いているのを見て、その玉眼を得ようと思い、太刀で傷を付けたところ、出血し始めた。と同時に天地が震動して、家臣はたちまち気絶昏倒し、二昼夜苦しんだと言われている。


その弁才天は6年に一度しか見ることが出来ないが、出血した跡が残っているとのこと。しかし二昼夜とはなんとも中途半端。

境内の「兜岩」。
くだんの家臣が兜を置いて弁財天を拝んでいたら兜がこのような形になったらしい。
そのサイズからみて、家臣の姓は「栗頭」間違いなし。

同じく境内の井戸。
寄付された井戸の蓋からしてまだ水をたたえているようだ。

開けてみるとやはり水があった。

筒島観光を終えて、再度東港へ向かう。先ほどのおばあさんが一輪車を改造した三輪車を押している。挨拶するとやさしく微笑んでくれた。

東港から北上、八剣神社へ。
右下の看板に見えているが、この島には富士山がある。「ふじやま」だけど。

八剣神社境内にある、島内唯一の郵便局。観光地特有のご当地切手は売ってなさそうだ。

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