平家物語歴史館 その6

第15景「平家滅亡」の巻。
戦は終わり、平家方の船が漂い、海面には入水した女性が浮かぶ。

若干、車に轢かれた蛙を想像しないでもないが、この歴史館でナンバー1のエキセントリックな死体。

戦死者A。
割と穏やかな死に顔。

戦死者B。
まだ自分が死んだことに気付いていない死に顔。心霊サイトを見ると、こういうタイプが化けて出るらしい。

死体が累々とする船上。
戦いが終わった後の静けさが何となく感じられて良い。

第16景「祇園精舎の鐘の声」の巻。
入水するも助けられて建礼門院は京都大原に隠棲し、その後尼となって亡き息子や一族の菩提を弔う余生を送っている。
ジオラマは大原を訪れた後白河法皇に自らの人生を語った後のシーン。

ジオラマ及びその説明板が二階のメインであるが、要所要所にこういった説明パネルが掲げてある。しかし、ご覧の通り紙コピーした小さいもので、薄暗い照明の中、まともに読む人はほとんどいないと思われる。

前述の馬の足跡だが、なぜかジオラマやパネルの前では人間の足跡に変わる。馬を降りたという設定なのかと思ったが、それにしては裸足というのも妙でもあるし。
とりあえず、裸足の女神ということで自分を納得させる。ヒマジンなんかよりよっぽどいいしね。

オーラスは第17景「琵琶法師」の巻。

パンフだとロボットとあるが、とりあえず動いてなかった。あと、耳があるから芳一ではないらしい。

とりあえず歴史館のレポートは終了。
最後に一応仕掛け(というほど大掛かりでもないが)があります。
ネタばれ防止のため、スペース開けとくので見たくない人は戻って下さいまし。

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ではネタばらし。
この琵琶法師を見学しているカップルなのだが、実は蝋人形。
カップルで行った時にはいきなり女蝋人形の尻をいきなり撫でるなどして彼女を驚かせてあげて欲しい。

もちろんその後のフォローはしないので、頑張れ。

シャツの襟元に見えるブラチラがセクシーだ。
胸元チェックしようとしたが、横の彼氏に睨まれたのでやめといた。

最愛の彼女の胸元写真を撮影されそうになってご機嫌斜めの彼氏。
禿げかけの額と未練たらしい前髪に親近感を覚えないでもない。

女性の尻のポケットにはこの歴史館のリーフレットが入れられている。
これを歴史館の人がやったならセンス良好だが、これまで見た限りではそんな感じではなく、お客さんがやったと思われる。
きっとその人も尻に触った時に彼氏に睨まれたことだろう。全くもって気が休まらない彼氏である。

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