由良要塞 生石山砲台 その3

砲側庫内部の様子。
それほど損壊している様子は無いが、大量の土砂流入が見られる。ここも奥が崩壊しているようだ。

見学用デッキから砲側庫の間を撮影。
雨水を逃がす排水口が見える。

二門並んだ西側の砲座跡。
中央の砲座にあった胸墻上部に上がる階段は見られなかった。

さすが見学用デッキが備え付けられているだけあって、第一砲台の中ではこの西側が一番状態が良い。

砲床の間に見られる凹み。

堡塁(駐車場)南側の石積の建造物。背後(?)側に小さな階段らしきものがある。何らかの台座のようだが詳細不明。

折れた「要塞跡」看板。
整備されてるのかされてないのかよく分からない公園だ。

灯台を挟んで第一砲台の反対側にある第二砲台跡。説明板を見るとこちらも整備されているようだがやはりフェンスが行く手を阻んでいる。
写真の背後が第一砲台。

第二砲台の砲床跡。
第一砲台と比較して荒れた感はあるが、雰囲気としてはこちらの方が良い感じ。

ほとんど整備されず、埋没している砲側庫の入口。

入口部分がわずかに顔をのぞかす程度の埋もれっぷりはまさしくアグレッシブ。

残存状態としては第一砲台より良好だが、さすがに入る気にはならなかったので外側からの撮影のみ。

砲座部分から砲側庫を撮影。
ご覧の通り、砲座周辺は有刺鉄線付きのフェンスで囲われており、まともに見学できない。

砲側庫から上に上がる階段。
高所恐怖症の自分としてはこんな幅が狭くて手摺りもない階段に登るのはおこがましいので撮影のみで遠慮させていただく。

撮影していたらビニールシートの内側からゴソゴソ音がしていた。音の大きさや様子からして犬、猫の類ではない、どうやらホームRe:の家として再利用されているようだ。

戦争遺跡に人が住んでるのを見たのは福岡の高倉堡塁跡以来二度目。しかしこの崩壊っぷりで住めるのがすごい。

汎用品の鉄格子蓋が置かれた井戸。
こういう蓋を見るといつも、「隙間から鍵とか落としたらどうしよう」と思う。
「ビバ、度が過ぎた強迫観念」。
そう、開き直るしかないのだ。

第二砲台から少し歩いたところにある第三砲台。説明板によるとまだ整備は行われていないようであるが、このように標柱が立っている。

見つければついつい撮影してしまうよ、三角点。

前頁戦争遺跡トップ次頁
観光トップ
ページトップ