由良要塞 生石山砲台 その2

フェンスすぐ近くに残る砲側庫。
敗戦後に米軍による破壊を受けており、入口付近はかなり崩壊している。

入口から中を覗く。
ご覧の状態なので入口付近でウロウロしてると上からレンガが落ちてきそうで怖い。いっそのこと中に入った方が安全そうだ。

内部の様子。
崩壊は見られるが、落ちている瓦礫ほどではない。入口部分の瓦礫が内部に流れ込んできたようだ。


奥部分には金属製の箱が置かれている。導水管らしきものが見られるが用途は不明。

なぜか局所的に崩壊がひどい奥の横側。
どれだけ崩れてもレンガの模様が見える様子は金太郎飴さながら。

奥部分から入口側を撮影。
瓦礫が散乱していてサンダルではすごく歩きにくい。まぁこんな所にサンダル履きで来る方がどうかしているのだが。

隣の砲側庫。
入口のアーチがずれるほど破壊されている。中に入るのは少々躊躇するのだが、毎夜枕元に立つ死んだ婆さんに祈りを込めて入ってみた。

内部も先ほどの砲側庫よりも崩壊が進んでいた。
ここもやはり奥の側面の崩壊がひどくなっている。構造的に壊れやすい箇所なんだろうか。

第一砲台跡で3つあるの一番東側の砲座。
フェンス側(東側)から来ると最初に目に入るのがここ。
砲床はかなり埋まってしまっており、かすかに確認できるのみ。

胸墻の階段を登ると先ほど歩いていた散策路に通じているが、散策路側からは見えにくいので結構注意していないと気づかないかもしれない。

いくつも並ぶ砲側庫。
ここは入口部分の破損はさほどひどくないが、内部の土砂流入が激しい。

奥の屋根が崩壊していてそこから土砂が流入している。容積の2/3ほど埋まってしまっており、入っても無駄っぽいので入口から撮影。

砲側庫前の井戸跡。
蓋がされていてそれほど興味がそそられないのだが、上屋部分がオリジナルかどうかが気になるところ。

中央のの砲座。
なぜか片側の砲床がネットで囲われていた。整備途中なのか、はたまた野菜でも作ってるのか。

砲座脇には整理整頓された瓦礫が摘まれている。

第一砲台のほぼ西端部分、駐車場の真南にあたる部分には見学用のデッキが作られており、そこから撮影。
砲側庫と砲座の位置関係が良く分かる構図だ。

二つ並んだ砲側庫。
入口部分の崩壊はそれほどでもない。

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