大井川鐵道 SL急行 その5

はしゃぐ乗務員。なにやら和気藹々としていて良かった。

  この日のSLは2003年に復活を果たしたばかりのC11 190型機だった。まだ1年もたっていないので塗装がきれい。なによりナンバープレートが美しかった。

C11 190型機除煙板。大井川鉄道のシンボルマークが誇らしげ。

サイドタンクのナンバープレート。

ホームを出て給水を行う、C10 8。
小さい頃は除煙板もなく、細いボイラーが貧相であまり好きな機関車ではなかったのだが、30を過ぎると何か愛嬌のようなものを感じて、こういうのもいいなと思えるようになった。

2005年当時撮影したC56。
戦時中、改造されてタイ国鉄で使用されていたもの。昭和54年日本に戻ってきた。
他にも多くの機関車が日本から海を渡ったが、無事日本に戻ってこれた機関車はこれだけとのことである。

2008年慰安旅行で乗車した時の牽引機関車は、タイで使用されていた時の姿に改造されたC56。上の写真の機関車が改造されたもの。


正直なところ、個人的には日本仕様の姿の方がいい。

千頭駅で静態保存されている9600。
大井川鉄道で活躍している、C10、C11、C56は昭和に入ってからの機関車であるが、この9600形は大正末期の機関車で貨物用。


リベットが多く用いられ、ボイラーも大きくて迫力のある姿をしている。
いずれ、修復を行って現役復帰して欲しいと思う。大井川鉄道ならやってくれるのではないかとかなり期待。

  フリー切符でなく、通常の乗車券+SL急行券で乗車した場合の切符。タブレット(単線区間で用いる通票)を模しており、ご丁寧に「うちわにも使える」と記述してある。記念にはなるが、少々大きすぎて邪魔であることもまた事実。

2005年5月乗車時のSL急行券。写真が印刷されているが割と普通のタイプ。
予約せず、駅で購入したらこのタイプになった。

新金谷駅まで戻り、宿に向かって車を走らせていると「SLがみえる公園」というのを発見。時刻表で確かめると、折り返しのSLとドンピシャのタイミング。
急いで車を止め、待つこと数分。鉄橋を渡るSLを見ることができた。
しかし自分のオンボロカメラでは望遠がこれで精一杯。新しいカメラを買うことを決意した瞬間だった。

前頁 大井川鉄道特集トップ
////
観光トップ