河和海軍航空隊 その4

フェンスと反対側の階段跡。
一般公開されていないため、通常こちら側から見ることはできない。
(美浜町「河和海軍航空隊と美浜町」より)

入口付近から撮影された指揮所内部写真。
爆撃にも耐えられるよう建造されているため、60余年経った現在でも、しっかりした作りだったとのこと。
(美浜町「河和海軍航空隊と美浜町」より)

同じく指揮所内部写真。
かなり土の堆積があったとのこと。
(美浜町「河和海軍航空隊と美浜町」より)

連絡橋基礎跡(第一航空隊)

国道247号線沿いに残る連絡橋基礎。
昭和末期まで、国道を挟んだ反対側にも基礎跡が残っていたようだが、現在は取り壊されて存在しない。

スリップの補強と同じような積まれ方。
かなり保存状態は良好で、数十年経っているとは思えないほど。

機体整備場基礎跡(第一航空隊)

水田の中に並ぶ基礎跡。
耕作の邪魔にはなるだろうが、撤去はもっと難儀ということで残された遺構。
現在住宅地になっている遺構はそのほとんどが解体されてしまっており、今後も美浜町が大都会にならないことを祈る。

長辺は約1mほど。
ここも見学するならやはり冬がいい。

貯水槽・対空機銃陣地跡(第一航空隊)

兵舎・練兵場近くで、現在は雑木&竹林となっている。
風が吹くと、竹がカラカラと鳴るのだが、小さい頃見た骸骨ダンスっぽい音に聞こえて気味が悪い。


野犬も出るようなので、見学には注意が必要。あまり単独での見学はお勧めしない。

背の高い竹が密集していて、方向が分かりづらいが、地図などがあればそれほど苦もなく貯水槽にたどりつける。


25mプールより若干小さいくらいの大きさ。深さは約4mほどあり、梯子が撤去された現在、落ちたら自力での復帰は難しい。
昨今の異常ともいえる管理責任世論から、周辺にはフェンスが設けれらている。

どこから撮っても同じようにしか写らないのだが、とりあえず角度を変えて撮影。

しつこく角度を変えて撮影。
貯水槽1枚目の写真は左奥方面から右手側に向けて撮影したもの。
別にこんなこと書く必要もないくらい、同じような写真ではあるが。


左側面に梯子跡。

梯子跡アップ。
梯子を使って降りる輩もいたようで、危険防止のため撤去された。

貯水槽近くに残る水槽跡。

恐らく、機銃掩壕だと思われる場所。地図はあったが、磁石を持っていなかったので特定するには至らなかった。

周辺を縦横に走る溝。
元は隧道であったのが、天井が崩落したものらしい。
冬だとはまり込むこともないだろうが、草木が密集する夏〜秋は足元に注意が必要。多分蛇も出るし、ヤブ蚊の集団にも襲われるだろうし。

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