河和海軍航空隊 その2

海と並行に並んだ窪み。
用途は不明だが、干満の目印ではないかと思っている。
三列くらいはあったと思う。

第三スリップ北端部分。若干の破損は見られるが、全体的に保存状態は良好。

もともとピットにはレンガみたいなものが埋め込まれていたようで、穴が空いていないものもある。ただし風化してしまっており、レンガが残っているのか、、砂が詰まっているのかよく分からない。

スリップから少し離れた場所に破棄されたコンクリート片。
建造時から、余り材料や修復用の材料として置いてあったものか、戦後に何らかの解体でこうなったのか不明。

南側から撮影した、第三、二スリップ。堤防沿いは地元の人の散歩コースになっていた。
不安定な海面角度は、右下がりの癖のため。いつまで経っても治らない。

第三、二スリップアップ撮影。
傾斜の様子等が見て取れる。

第一スリップ(第二航空隊)

第二、第三が東向きに作られているのに対し、この第一は北向きに作られている。風向きによって、使うスリップを変えたのだろう。


コンクリート表面は第二・三と比較して荒れ気味。

第一スリップ北端補強部分。

海と反対側を撮影。
現在は堤防で遮られているが、当時は当然ながら向こうに抜けていた。

部品倉庫?(第二航空隊)

「河和海軍航空隊調査報告書」によると光学兵器整備場、部品倉庫、燃料庫等と何に使用されていたのか分からない建造物。
戦後、気づいた時には屋根や扉が無い状態で残っていたとのこと。その後、屋根や扉をつけて倉庫として使用されている。

畑の中に佇立していて、畑にはフェンスが張られているので、近づくことはできない。

炭殻コンクリート製の壁面アップ。

河和海軍航空隊跡記念碑

この地に河和海軍航空隊が置かれていたことを示す記念碑。題して「青春」。
トヨタ博物館の看板に若干似ていると個人的には思っている。

裏側は若干スヌーピーに似ている以外、特に何も無し。

記念碑の土台に記された碑文。

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