神岡鉱山コラボツアー その2

「一度にたくさん通ると床が抜けますから間隔をあけてきてください」とよごれんさん。


床、抜けたらマジで死ぬ…、そんな事を考えながらふと見下ろすと、12年前に死んだお婆ちゃんがこちらを見上げて微笑んでいた。

死ぬ思いでやっと床に足をつける。見回すと一面、何やらバラバラ落ちている。
「屋根が落ちてくるから気をつけてください」とよごれんさん。


薄日の差し込む屋根を見上げると、割れた屋根の隙間から16年前に死んだお爺ちゃんが手を振っていた。見てみないふりをして前へ。

写真中央に撮影する舟橋さん。下から見ても結構な高さがある。
降りた直後はパニック状態が続いていて、廃機械群どころではなかった。

ドラえもんに出てくる人造人間製造機チックな廃機械。
廃墟サイトご用達のポエムチックな言葉は自分には浮かんでこない。

制御室。
立ち入る人が少ないせいか、荒れた感じはあまりしなかった。

スケールの大きさに感動するのだが、何に使われていた機械か分からないのが残念。このあたりが分かればもっと楽しめるのだが、勉強不足。

奥から酒井さん、よごれんさん、Hatchさん。真剣な表情でファインダーを覗くも、お尻が無防備。さすがに初対面でお尻アップの写真を撮るわけにはいかず、このアングルで我慢。

プラント内全景。
床に落ちた屋根材などがなければ現役の工場と言っても通じる、少なくとも自分には。

鉱山到着直前にカメラが壊れた筆皇。撮影を楽しみにしていただけに落胆の色が隠せない。その怒りを「気」に変えて放出。

下へ下へ長く続く階段で下へ。

途中に出てくる木製の床&階段は一部腐ってしまっている。前を歩くのは過去に床を踏み抜いてアバラを折ったという舟橋さん。

とりあえず下へ到着。
下から見ると、鉱山跡というより、(ラピュタ+湯屋)÷2という感じだった。

本日のメインディッシュ前にトロッコ小屋みたいな施設へ。錆びた線路ってどうしてこんなに廃心をくすぐるのだろうか。

超ショートホイールベースなトロッコ。鉱石関係を運んでいたようだが、妙に小さい。

とてもチープなターンテーブル。小さいけれど鉄道の魅力満載。

皆さんの高そうなカメラ機材。

空へ伸びていくトロッコレール。
銀河鉄道の線路みたいだった。


どう?ポエムチック?
盗作だけどね。

割れた窓の桟が額縁。

わきあいあいの一同に溶け込めない筆皇。男は涙を見せぬもの、見せぬもの。

小屋から出てシックナー見学。
中央の小屋へ行ってみたいが、落ちると肥溜めに落ちて死んだチャッピーと同じ死に様になるので自制した。

昼食タイム。
とても楽しそうなグループ。

楽しくなさそうなグループ。
一同に溶け込めない筆皇となぜかイルカさんが在籍。

本日のメイン、選鉱施設へ。
先程のプラントと比較して損壊がかなり激しい。

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