南極観測船しらせ見学 その1
(2005.9.4)

初代「宗谷」、二代目「ふじ」につづく三代目南極観測船で、昭和57年11月に就役し現在も現役。
もらったパンフレットに記載されていた文章を記載。
「しらせ」は海上自衛隊に所属する自衛艦で、南極地域観測協力を行う、わが国唯一の砕氷艦であり、砕氷、輸送、観測、ヘリコプター母艦など、多くの役目を担っています。


万博中、名古屋港には色々な国から色々な種類の船がやってきている。この「しらせ」もその一環で9月2〜4日の間、名古屋に寄稿して一般公開された。


南極観測のホームページ(「宗谷」・「ふじ」・「しらせ」三隻の比較など読み応えがある)

南極船カラー(?)が鮮やかな「しらせ」。その名前の由来は「白瀬氷河」にちなんで一般公募で選ばれたもの。
ちなみに「白瀬氷河」の名前の由来は1912年南緯80度まで到達した白瀬矗中尉による。


全長は134m、コンバトラーVの身長×2.35と考えれば理解しやすい。

たとえ「名古屋」部分が差し替えだとしてもやはり嬉しいものだ。


撮影しようとカメラを構えると、垂幕に良く似合うハートマークなカップルが歩いてきたので狙って撮った。うしゃしゃ。

朝一番ということもあり、すぐ乗船することができた。
護衛艦と比較して見学客の年齢層が高いのは船の種類のせいなのか、それとも時間帯によるものなのか。

艦内廊下。
現役船ということもあり、艦内はそれほど多くの部屋が見られるわけではない。
したがって、撮影した写真のほとんどは廊下のものとなる。さらにその多くはボツ写真となる。分かっていても撮ってしまうあたりが貧乏性。

ウォータークーラー。
貧乏県立高校に置いてあったものより高級っぽい。あえていうなら南極仕様。

船員の部屋。
良くいえば機能的、悪くいえば味気ない。
南極海はかなり揺れるようで、上段のベルトも必需品。

廊下には寄港した港の盾が並べられている。こちら側は国内の港、反対側は国外の港という並べ方のようだった。

廊下で見た船名プレート。
見学会だから置かれているのだろうか、日頃からあったら邪魔だと思われる。

カットハウスしらせ本店。
「隊員は無料」とあるが、隊員以外がここで散髪することはあるのだろうか?


もしかしてジョーク…?
そうだとすると自分のこのコメントは冗談の通じない三十路男の空回りコメントとして定義されてしまう。

カットハウスしらせ本店内部。
少し古めかしい床屋といった雰囲気。


しかし本店とあるが支店はあるのだろうか?


頭の固い三十路男のコメントはすこぶるくどい。

しらせ歯科本店内部。
名古屋港に展示してある「ふじ」と比較すると、かなり装備が新しいようだ。


人間が長い間通常の生活と切り離された場合でも歯医者というのはものすごいウェイトを占めているのが実感できた。

治療室入口。
なにやら右手の行き場が気になってしまう。

歯科部屋と比較して町の診療所チックな治療室。

写真入り家系図のような乗組員表。
狭い廊下でカメラを構えても次から次に人がやってくる。気弱な自分は落ち着いて写真が撮れない。

廊下から見えた事務室?複合機が妙に違和感を誘ったので撮影。

なにやらかっこいいハッチ。

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