18きっぷツアー2005 愛媛編 その3

30分のスケジュール遅れも、写真の撮りようがない工事のおかげで一気に挽回。
筆皇得意の「鳩あやつり」にかける時間も捻出できるというものだ。

お人よしな松山城鳩。
この後、実際にエサをまきはじめた人の出現により、あっというまに近辺から鳩が消えた。
現金な松山城鳩。

すまん。

工事関係の軽トラの中でご主人の帰りを待つけなげな猫。その視線は他人には厳しい。

帰りはリフトで下る。
ロープウェイは速いが、運転は10分毎。リフトは時間がかかるが随時運行。

強行スケジュール中にゆっくり食事をとる時間は組み込まれていない。昼食もコンビニですます。


ここまで来て「名古屋フェア」、名古屋好きとしては喜ばしいことなのだが、旅心には欠ける。

レンタカーで1時間少々、現存天守の一つ、宇和島城へ。藩祖はかの伊達政宗の長男。妾腹であったため、仙台藩はつげなかった。


生えてる木々は南国チック、どこまでも登っていく石段はサディスティック。

ぽつんと姿をあらわす、宇和島城天守。
名古屋城の西北櫓(清洲櫓)より小さい。
ちなみにこちらが名古屋城西北櫓。平面規模でもこちらの方が大きい。

天守よりも実際楽しみにしていた、天守雛形。江戸末期に作られたもので、天守の造りを正確にあらわしている。
天守の造りが非常に良く分かって、満足。

宇和島を出て、車はさらに南へ。
高知県との県境に近い、紫電改保存館がその目的地。なんせ日本で唯一「紫電改」が保存されているのだ。

筆皇撮影。


昭和53年、海底から引き上げられたもの。防錆塗装などが施されているが、沈んでいたそのままの形に近い状態で保存されている。なくなってしまったフラップなどもそのままの状態。

4枚プロペラ、20mm機銃×4の特徴を持つ。また、育毛剤や某人気ロボットアニメ脇役など、その名を冠したものも有名。

紫電改保存館へは駐車場から海上ロープウェイを使用して往復した。
写真は帰りのロープウェイでの筆皇。どうやら体力の限界まできているらしい。

前頁 筆皇メニュー
北九州編 // 関西編
観光トップ