18きっぷツアー2005 愛媛編 その2

放生園内の足湯。
明治24年から昭和29年まで実際に使用されていた湯釜から出る湯を使用しているとのこと。

豊富な湯量の足湯。
おじさんが入っていて、丹念に足の指の間を洗っていた。とりあえず、その後に入るのは遠慮させていただいた。
「見ざる・聞かざる・言わざる」、確かに大事なことだ。

足湯部分。

正岡子規の出身地ということで、あちこちで見かけた「観光俳句ポスト」。
コメント的には「妖怪ポスト」と結びつけたいところだが、ビジュアル的にはドラえもんに出てくる「ゴーゴンの首」。
オオーン。



「千と千尋の神隠し」の元にもなったという「道後温泉本館」。
朝6時だというのに、既に店の前にはチケットをもとめる人の列。

正面から撮影。列はあっという間になくなった。

休憩する部屋によって料金が変わるシステム。自分達は「霊の湯2階一般席」980円也。


戦うサラリーマンは風呂上りの浴衣でもゴージャスさを失わない。

霊の湯2階一般席。
泉質はアルカリ単純泉。六一〇ハップでもいいから、温泉に色と匂いを求める自分としては、そのネームバリューの割に少々物足りない温泉だった。

お茶と茶菓子がサービスされる。写真の「坊ちゃん団子」はオプション品。


サービスのお茶がぬるかった。こういうところが、ネームバリューにあぐらをかいているように思える自分はおそらく大気者ではない。

入浴後、昭和天皇が入った特別風呂や、夏目漱石ゆかりの「坊ちゃんの間」を見学させてくれる。


写真は「坊ちゃんの間」。正直、なにが夏目漱石ゆかりなのかちっとも分からない。

しょうがないので、しつこくて本当に申し訳ないが公式ポーズ。
(撮影 浴衣のカップル)

道後温泉を後にして、JR松山駅へ。
ここでレンタカーを借りる。助手席前には事故防止5原則のステッカーが貼られている。電柱部分にはもちろん「電柱でござる」の決めセリフがかかせない。

二人とも現金がなくなり、銀行を探す。
銀行はあちこちにあるのだが、なぜか都市銀行のキャッシュカードが使えない。
ATM設置のコンビニも見つからず、あちこち歩きまわること20分、やっとおろすことができたの。しかしスケジュールは30分オーバー。

平山城の中でも標高が高い松山城、体力が依然回復しない三十路組には少々きつい。文明の利器、ロープウェイを使って山頂近くまで登る。

全国12現存天守の一つ、松山城。天守だけでなく、数多く残る櫓や門など見所もいっぱい…だったのだが…。

肝心の天守部分は大規模工事中。
事前に分かってはいたことであったが、実際に城を目の前にすると、涙がちょちょ切れる。

ロケの大道具のように見えるが、天守部分。日本三大連立天守の一つなのだが、外からも中からもそれを実感することができなかった。それでも入場料は正規のまま。
この辺り、サービス精神に乏しい。
「どうせ観光客だから、普通の値段でも入るだろ」と思っているのだろうか、いやきっとそう思っているに違いない。

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