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体力のほとんどを失った4号。用意してきた装備のほとんどを使わずにここまで来てしまった。 | ||
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西穂高・奥穂高・前穂高・明神岳と続くカール。 | ||
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自分達が登った直後にはたくさんいた登山者。人々がなぜ早々に降りていったのか気付かなかった。 | ||
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独標からみた西穂高。時刻はこの時点で15時、この時間まで快晴が続いたのは珍しいようだ。 | ||
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独標。西穂高へこのまま向かうのは自滅行為なので、今日の登山はここまで。 | ||
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独標頂上にいた鳥。登山者に餌付けされているのか、やたらと近寄ってきた。 神社の鳩にはあきあきしていたが、こういう小鳥はかわいいものだ。 |
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独標をすすめてくれたおばさん達も後から登ってきた。青い上着を着たおばさんは子供がちょうど自分達くらいの年齢だと言っていた。登山も初めてということであったが、特に疲れはみせずにすこぶるアグレッシブだった。 ここで新穂高ロープウェイの最終に間に合わないであろうことが判明、再度上高地に降りる計画に切り替える。時刻は15時、どう考えても途中で日が暮れる…。 まずい、まずいぞ。 |
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下山開始。 なんとかタクシーが走っている時間帯に上高地へ降りたい。かといってあせりは禁物。 |
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西穂山荘到着が16時。ここから上高地への下りを開始。2/3のほど降りた所で完全に日没。2号が持参していた懐中電灯で足元を一人一人照らしながらの下山となり、進行速度が極めて遅くなっていった。 | ||
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山中での夜間の移動はご法度ではあるが、野宿というわけには行かないのでひたすら前進。自分一人だったらきっとどこかで野宿していたことだろう。 | ||
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19時30分頃上高地に降り立った。無事の帰還を祝して手を重ねあうメンバー。 あとは宿のある平湯に戻るだけだ。ただその交通機関は…、と新たな不安が顔をもたげてきた。 |
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空には超満点の星々が。写真には写らないが、天の川も見ることができた。 | ||
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バスはとっくの昔に最終、タクシーに無理矢理お願いしたが、釜トンネル外のゲートが降りてしまっているため、平湯直行は不可能。とりあえず、釜トンネルまでタクシーに乗せてもらい、釜トンネルから平湯まではトラックかなにかにヒッチハイクさせてもらえばいいと、タクシーの運転手に教えてもらった。 釜トンネル外側近くにある「卜伝の湯」。上高地を訪れる人はほとんどバスなので、釜トンネル付近のこの風呂には入ることは難しい。ここはやはりバイクか。 結局トラックは通らず、2台に分けてヒッチハイク成功。やってみたかったんだ、ヒッチハイク。都会じゃ怖いけどね。 |
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食事、風呂を済ませ、疲労困憊のメンバー、折り崩れるように倒れこむ。 | ||
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