道のない駅 その2

ぼろぼろ。三県(愛知・静岡・長野)の県境に位置する駅だということが記されている。


 駅付近の概略地図

この山の中でこのような案内のされ方をされても正直困るが一応撮影。

列車すれ違いの為に、自分が乗っていた列車はまだホームに停車中。あまりホームで写真を撮っているのも恥ずかしいので早々に駅舎へ。
想像したよりも大きな駅舎だ。

肝心の駅に道路がないかどうかの実証。
これが駅前大通。右の建物は便所。左の道っぽいのが駅に繋がる唯一の道。
道が無いと言っても、地図上では歩道のマークは記されていたのでこれはセーフ。というか全然道が無いとはさすがに思っていなかったけど。

少し進んでみた。想像以上にすごい。ほんとにこの道だけなのだ。奥になにやら建物が見える。どうやら東屋らしい。

帰宅後に調べると、結構有名なベンチらしい。皇太子妃の旧姓と同じ駅名ということで一時期ブームになった駅らしい。それに際して置かれたベンチ。

東屋から駅方面を撮影。ちなみに自動販売機は故障中。
しかし平気、自動販売機は無いものと思って、飲み物とビスコは持参していたのだ。
ただビスコを食べるのに必要以上に水分が必要なのは誤算だった。ボーリング場で撮ったビスコが余って困っているのでここで消化しようと思っていたのに…。

近くの集落まで徒歩一時間。
東屋を少し下った所の三叉路にある案内板。三叉路と行っても、もう一方は目の前の川に突き当たるだけ。

塩沢集落へ通じる道。見えている建物は廃屋。
右手の土手の上に鉄骨で何か作った残骸がある。この時は特に興味も持たず写真も撮らなかったが、中部天竜に戻った後で掃除のおばさんに聞くとなんと「結婚式場跡」らしい。

上の写真の道を少しすすんで振り返った所。

左に見えているのが天竜川。ダム湖状になっていて、川というよりは湖。
道はどんどん狭くなる、苔もびっしり生えており、自転車でも難しいだろう。

道はこんな感じ。戻りの列車まで一時間しかないのであまり先にすすめなかった。

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