愛岐トンネル群(旧国鉄中央線)一般公開 その3

クラックのはいったトンネル内部。
線路の幅が広がっていたために脱線してよりかかってしまったが、トンネル内でなければ川に落ちていた。まさに名誉の負傷。

城門のようなポータル。
写真は4号トンネル(玉野第四トンネル)多治見側。

少々の飽きと大きな疲れがやってくるのはちょうどこの頃。

4号トンネルを出たところはちょっとした広場になっており、一休みできるようになっている。

庄内川の渓谷、別名「玉野渓谷」。
守山区で生まれ育った自分としては庄内川の渓谷というのがなかなかピンとこないが、昭和初期まではボートで水遊びができ、名古屋からのアクセスの良さも手伝って最盛期には定光寺駅のホームから人が転げ落ちるほど栄えたらしい

廃線時に撤去されてしまっているので仕方ないが、少しでもレールが残ってるといいのだが。

現在は「滝見橋」という名前になってる鉄橋跡。もちろん鉄橋の土台もレンガ積み。
ネーミングの由来は滝が見られるから。

山肌から流れ落ちる滝の水を使った水車。
まぁ正直何がどうということもないのだが、見ていて涼しげなのは確か。

台座跡。
「中継信号機・継電器箱(通称お釜)
道路信号機と同じ役割りの列車の安全運行に欠かせないものです。(青が進め、赤が止まれ、橙が注意徐行)
蒸気機関車の運転士は進行方向左側に座って運転していたので、春日井側の台座跡が下り用、多治見側が上り用だったと思われます。」

一見、馬の水桶かと思った。

玉野渓谷の景色でコース上、一番美しいと思われる箇所。お茶の販売もしているので少し休憩してみては。

仮設トイレも設けられているが、ブルーシートで囲まれるなど、都会育ちの女性では少々躊躇しそうな感じ。

谷から流れ落ちる清水を川へ流した暗渠跡。
安易に乗り出して携帯とか落とすと大変なことになる。

なんせこの深さ。

底から川へ流す排水路もRを描くレンガ積みらしい。

NPOによる豪勢な垂れ幕。

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