内藤記念 くすり博物館 その4

企画展
「綺麗の妙薬〜健やかな美と薬を求めて〜」。

さっきの錦絵コーナーと若干ダブるが、個人的には2001年開催の「はやり病の文化誌−麻疹・疱瘡・コレラ−」見たかった。

江戸時代の美容読本の紹介。
こちらは上手な化粧の仕方(だと思う)。

今の女性誌と根本的な内容は一緒。永遠の女性のテーマなのだろう。

世界三大美女(日本国内自称)の一人、小野小町。
ちなみに赤道小町は恋がアツアツ亜熱帯なので注意が必要。

江戸時代の診断用女性人形。
高貴な女性が痛い所や容態の説明に使った人形。

痔や包茎など、医者に行きたくても行く勇気が無い男性もぜひ。

女性特有の病気に用いる薬の看板集。
「月経丸」、「月宮丸」、「女のくすり」などそのままと言えばそのままなネーミングも多い。

ちなみにお酒の「月桂冠」の「げっけい」は「月経」では無いので注意が必要。

こちらこの博物館を経営しているエーザイのヒット商品「チョコラBB」の歴史コーナー。
発売開始はなんと驚きの昭和27年!

楽しませてもらったのでちょっとくらい宣伝しなければということで →エーザイのHP

ズラリと並んだチョコラBB群。

「BB」のBBはビタミンB1とB2の「BB」。
分かってはいたが、やっぱり「ウルトラB」のBではないらしい。
ちなみにアニメ版ウルトラBの主題歌名は「バビバビバビブー ウルトラB」とふざけている。

今回の企画展の冊子。
今回は買わなかったが、地方博物館オリジナルの冊子は結構内容が濃いのでちょくちょく買ってる。なんせ普通の本屋じゃ買えないし。

毛染め薬の看板展示。
「白髪が多い人はハゲない」と言われるが、自分はほとんど白髪が無い。つまりそういうことだ。
ちなみに鼻毛は結構白髪が多い。

毛生え薬の広告。
こんな毛がある輩を広告に使ってどうする。ハゲの気持ちが分かってないな。

「薬入れ」コーナーに展示されていた印籠の構造と名前。

いや、こんなに複雑な名前がついてるとは知らなかった。

「はかる」コーナーの高級赤子体重計。
大理石を用いている。

「フレミング」と言えば、「左手の法則」。
意気揚々と写真撮ってみたが、どうやら別人らしい。

体験コーナー。
身長、体重の他、骨密度や全身反応など測ることができる。

服を着て、身長166.5cm、体重67.4kg。
女性客に配慮してかそのまま身長、体重は表示されない。

骨健康度チェックマシン。
カカト部分を自動ハンマーで叩く事によって骨の健康レベルを測る装置。
38年間、一度も骨折したことがないだけに結果も良好。

握力は左右40kgと貧弱。
全身反応は妙に良好。

会社の健康診断では「死んでますね」と言われるほど内臓がボロボロなのだが、血圧だけはいつも妙に良好。
ただし、気が弱いので緊張してしまい、いつも脈拍が早くなる。基本的に脈拍が早い人は長生きできないと言われる。

まぁこの博物館唯一の不満と言えば、売店で買った「白沢てぬぐい」が一回洗っただけでボロボロになったことか。

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