佐久間レールパーク その3

改修はされていると思うがとても滑らかな曲線。窓の「急行」の文字は「非常口」のデザインによく似ている。

鉄オタの神が降臨したのかと思うほど自分の鉄尾タのイメージに合致するお兄さん。


鉄道は嫌いでは無い…というか好きな方なんだけど、どうしても鉄道好きの人と仲良くなれない。最初は自分が知らないことを知ってるからやっかんでいるんだろうと思ってたのだが、城や戦争遺跡ではそんな感情がわかないからどうも違うようだ。

流線型の車両と流線型の髪型をした兄弟。
モハ52のサイドスカートは先端部と同様、車両の流線型を特徴づける部位であるが、空気抵抗軽減などのメリットはほとんど無かったらしい。

10月はモハ52の内部見学も行える。
オリジナルかどうか分からないが一部ロングシートを備えたセミクロスシート。じっくり撮影しようとしたが、でかいカメラをかかえたおじさんがどいて欲しそうな顔をしてるので数枚撮影して退却。
笑顔で「お先に」と降りたが、腹わたは煮えくりかえっていた。

急行車両とは言え、現代から見れば長時間乗るのは遠慮したい座席。

丸みを帯びた天井とオリエンタルな室内照明。

運転席部分。クモハ12ほどの高級感は感じなかった。


ディーゼル機関車DE15に連結されたラッセル車。
佐久間レールパーク閉館に合わせて特別に展示されている車両とのこと。

DE15の説明板。
こちらは退役したものでなく現役車両の特別展示。


蒼い空に映える濃いオレンジのボディ。ファインダーから眺めていても綺麗だった。

一般的な人気から言うと、SL>EL>DLだと思われる。自分も普通に見たことあるDLはDD51とDE10とKE65くらい。
SLのような力強いイメージがあるわけでもなし、ブルートレインを引いたり、長編成の貨車を引くELのようなスマートさもない。非電化線で貨車や中途半端な客車ばかり引いているイメージが先行するのだろうか。
汎用的だし、凸形の外観もかっこいいと思うんだけどね。

自分より年下の機関車、それも物心がしっかりついた小学校2年生の時に製造された機関車。

事故復旧用のソ80-180。
恐らくこの佐久間レールパークの中で一番人気が無いのでは…と。

戦後に製造された一等寝台車マイネ40。
説明板には「日本初のブルマン式寝台」とあるが、「ブルマン」と言えば自分の中では「ブルーマウンテン」しか思い浮かばない。
こういった時には魔法の呪文「出でよウィキペディア!」を唱えてみる。


・・・うむ、分からない。で色々見てみると「線路と同じ方向にベッドがある」ということらしい。かつては大のブルトレ好きでありながら所詮は耳学問、こんなもんです。


中が見られなかったのが残念、とても見たかった。


規則的なリベットが魅力的なスニ30。そのイボイボしさは鳥肌を誘発させる。

前頁 静岡県観光スポットトップ次頁
観光トップ